タグ:
昨日のblogにも「言ってるやつより やってるやつ」が出てきましたが、
何処に視点を置くかは非常に大切だと思います。
かなり以前は「誰が言っているかよりも、何を言っているか」に注目せよと
言われていて、それもそうだなと思っていました。
なぜなら、人には固定概念や自分の価値観があります。好き嫌いもあります。
よって、同じような事を言ってもAさんが言うと疑いの目で見るのに、Bさんが言うと
素直に頷いてしまうというような事があるので、言っている事で判断しようとしました。
誰が言っているかではなく、その言っている事はどういう事なのかと。
それで言っている事を客観的に見ていたつもりになっていました。
しかし、近年は反対に「何を言っているかよりも誰が言っているか」の方が大切だと
思うようになりました。
言葉にはその人の価値観が表れます。
よって、価値観の違う人の言っている事をいくら聞いても、やはり判断が違ってくるのです。
それよりも、自分と同じ価値観の人の話を聞いた方が、問題を解決しやすいのです。
そして最近は「言ってる事より やってる事」に重きを置くようになってきました。
それは、人は言葉ではいくらでも言えます。
しかし、その言っている事が行動と結び付かなければ、
その言葉は生きた言葉にはなりません。
評論家タイプの人は、色々きれいごとを言います。
しかし、ではその言っている事をどれだけ自分は実行しているのか。
という事です。
「言っている事とやっている事が違う」人の心理は、
「言い訳をしているだけ」と言われています。
私も数年前までは言い訳の塊でした。
頭と口では偉そうな事を言っているのに、行動が伴っていませんでした。
そして行動が伴っていないから、言い訳ばかりになっていました。
それでも自分は言い訳をしていると気が付かず、
きれいごとを言って人にも自分にも言い聞かせていました。
人はコンプレックスがあると、それを言葉によって隠そうとするようです。
自分が今持っているものの価値をことさら強調して、自分は劣っていない、
間違っていないと主張してしまうのです。
つまり、それが言い訳になるのです。
よって、今は「言ってる事よりもやってる事」で見るようになりました。
「尊敬しています」と言いながら、こちらの言う事には応えなかったり、
「協力します」といいながら、いつもドタキャンだったり。
反対に何も主張しないのに、コツコツとやっている人もいます。
そういう人を見ていると、信頼できる人だなと感じます。
人を判断する時は、やはり「言ってる事よりやってる事」が確かだと思います。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む