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よく言われる言葉に「事実は1つ、解釈は無限」と言われます。
同じ事実であっても、その解釈の仕方によって、違って受け止められます。
ニーチェの言葉に
「事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」
というのがあります。
目の前にある不安や心配事を、どのように解釈するかによって、
その事実の受け止め方が変わってくるのも事実です。
コロナ禍において、「仕事にあぶれてしまって、もう働けない。明日からの生活を
どうしよう」と、ネガティブな解釈をする人。
「これは1つのチャンスだと、田舎でのびのびと子どもを育てたいし、ゆっくりとした中で
自分も仕事をしたい」と、田舎に引っ越した人もいます。
仕事はリモートでできるので、必要な時だけ会社に行けばいいのです。
同じ状況の事実でも、その解釈の仕方によって、結果は違ってくるのです。
その時の解釈には自分の価値観や思い込み、勝手な決めつけ、などが入ってきます。
また、人の言葉に振り回されたり、誰かが正解だと言ったその正解を鵜呑みにしたり。
しかしそれらが本当に正解かどうかはわかりません。
正解は自分自身の解釈です。
人によって決められるものでもありません。
よって、自分が目の前の現実をどのように解釈し、
どう捉えるかが大切になってくるのです。
そしてそれは自分の未来にも同じことが言えます。
自分が何のためにどのようになりたいのか。
それを自分がどう解釈して現実化していくかと言いうことになるのです。
よって、自分が自分の思ったように自由に解釈したことが、
現実となって行くのです。
解釈を変えれば、自分の可能性も拡がります。
ダメだと決めつけていた思い込みが正しかったのかどうか。
私も自分自身の事を考えると、ほとんどが解釈だったような気がします。
解釈を事実だと思い込み、その範囲の中でしか考えていなかったと思います。
解釈と事実の区別がついていなかったのです。
目の前の事実が自分の解釈を決めてしまっていましたが、それは反対で、
自分の解釈が事実を作っていくのです。
これからは事実と解釈を区別して人生を過ごしていきたいと思います。
じゃ、また明日!