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自分の頭の中では「目的」と「本質」は繋がっているように思っていましたが、それがもやっとしてわかりませんでした。
ある方の記事の例えがわかりやすかったので、書いておこうと思います。
ハンカチはおトイレに行った後で、手についた水分を拭き取るのに使います。
ハンカチの代用品は、同じように手についた水分を拭き取るペーパータオルが考えられます。
次に「手を乾かす」と言う事に焦点を当てると、トイレに備え付けられている熱風で乾かすハンドドライヤーが考えられました。
そして今は、水分を吹き飛ばす送風のハンドドライヤーが備え付けられています。
ハンカチからハンドドライヤーに変わったのは「そもそもハンカチの目的が何であるか」が考えられたからです。
ハンカチの目的は、手についた水分を拭き取るため
手についた水分を拭き取る目的は、手を乾かすため
濡れた手を乾かす為には
①手についた水分を拭き取る(ペーパータオル)
②熱風のハンドドライヤー(熱風で乾かす)
③送風のハンドドライヤー(送風で水分を吹き飛ばす)
という、目的から考えると、今までと違った観点から考える事が出来るようになり、従来の解決法と違った解決法が考え出されるようです。
私はハンカチは「水分を拭き取る」という、そこだけで思考が固まってしまい、せいぜい代用のペーパータオルまでは考えられても「手を乾かす」という、そもそもの目的に発想が及びませんでした。
これは「水分を拭き取る」という手段で終わってしまい、その先にある「手を乾かす」という目的が考えられなかったのです。
ハンカチの目的は「手を拭く」事。その手を拭く目的は「手を乾かす」という事。
このように先ず、目的は何か、その目的の目的は何かを考えていけば、達成したい目的がハッキリしてくるし、達成したい目的がハッキリすれば、それを実現するにはどうするかに繋がって行くのです。
この流れは何にでも当てはまると思うので、自分の目的の筋道を照らして行きたいなと思っています。
じゃ、また!