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私たちはどうしても自分の外側に目が向きやすいし、外側に刺激されやすいです。
そして、外側に目が向いている時は、外側に答えがあると思い、外に答えを求めます。
その間、自分の内側でのことには気が付かないのです。
「7つの習慣」にもありましたが、手に持っている地図が間違っていれば、
目的地には着きません。
その地図は自分の地図ではなく、他人の地図の場合が多いです。
宝の地図は一人1人自分の中にあるという事を、
何度も何度も自分に言い聞かせる必要があると思います。
本来人間は自分の地図を持って生まれてきています。
今は地図ではなくGPSかも知れませんが、
GPSは自分が目的地を入力しないと意味がありません。
親が気を利かして行き先を入力していてくれたとしても、
それが本当に自分が望む行き先かどうかは、わかりません。
よって、目的地は自分で入力するしかないのです。
人生は一度切りです。
ならば、自分がやりたい事をやって、
自分が楽しい日々を過ごすのが一番だと思います。
ご近所に息子さんを病気で亡くされ、
ご主人が入院して自宅に帰ってこれない状態の奥様がいます。
入院と同時に筋肉が衰え、歩けなくなってしまったのです。
奥様ご自身も腰を痛めて、カートを押しながら歩いておられます。
80代の方ですが、それでも何とか自分で生活しようとされています。
障害のある息子さんだったので、色々ご苦労はあったと思いますが、
いつもにこやかに挨拶をされています。
そんな奥様をランチに誘って、初めてお話しました。
愚痴の1つを言うのでもなく、シャキッとした頭で、先の事を考えておられました。
「今、やれることをやるだけ」と。
人其々年代も違えば、環境も違います。
しかしどの年代、どの環境下に於いても共通して言えることは、
「今、やれることをたるだけ」です。
人から何を言われても、人にどう思われても、
自分の地図を自分で持って目的地に向かう。
それが素敵な人生を全うする唯一の方法だと思います。
自分の意識に従順に従えば、
他人に従うことなく、楽しい日々が過ごせるのではないかと思います。
じゃ、また明日!