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久しぶりにある集まりに参加してきました。

私はこの会合は初めてだったのですが、自由に話し合えるということで参加しました。
テーマは「男らしさ 女らしさ」
50~60歳代7名と20歳代8名で約半々でした。
20歳代は赤ちゃん連れの方が3名いました。
マットの上で赤ちゃんを遊ばせ、その周りをパイプ椅子で囲んで座りました。
私は自分の20代の頃を思い出しながら、今の20代の方の考えや社会の状況を聞くのを楽しみにしていました。
しかし、参加していた20代の方達の会社の状況は、驚くことに46年前に私が働き始めた頃の世の中と全く変わっていませんでした。
と言うより、世の中がどんどん変わって行っているのに、未だに変わっていない所もあるのだと、逆に新鮮でした。
赤ちゃんを抱いて参加していたその方は、今は日本の企業で働いているけれど、アメリカでも働いていたので、両方の文化を経験されています。
その方が、会社で男性と同じように仕事を与えられているのに、お茶くみコピーは女性の仕事とされて男性より負担が大きいと言われていました。
また、反対に20代の男性は、男性が多い職場だから自分がお茶を出そうとすると、周りから男性はお茶を出さなくてよい。と、止められるとのこと。
役所でさえお茶くみは無くなり、ペットボトルを並べるのは、男性でも女性でもどちらでも関係ないのに・・・・。
まだそんな世界があったなんて、驚きでした。
また、赤ちゃんがいたので、赤ちゃんの服の色やおもちゃなども、男の子は青で女の子は赤。
どうして?となると、おじいちゃん・おばあちゃんが買ってくれるのが男の子が青、女の子が赤だから。
それには疑問を持たないで、或いは少し疑問を抱いたとしても、周りがそうだから何も言えない雰囲気だとか。
私は女子中学・高校で育ったので、よく先生からは「女性らしく」という言葉を聞きました。
しかし、いつも「女性らしく」と言うのがわからず、自分では「人間らしく」という感覚で生きてきました。
たまたまLGBTの方がおられたのですが、長年、自分がそういう病気だということがわからず苦しんでいたが、今は病院で色々調べてわかってきたので、自分は女性として生きています。とはっきり言われました。
その方はご自分で病気という言葉を使われましたが、私は病気だとは思いません。
普通に人間の染色体の分類の中の1つだと思っています。
「らしく」という言葉1つ取ってみても、固定観念は引き継がれ、昔からそういうものだと信じ込まされる怖いものだと感じました。
この会合では、今まで引き継がれてきた固定観念を断ち切るにはどうすればいいのだろう、という所で時間になってしまいました。
私は、今迄の固定観念を断ち切るのは自分しかいないのだと、改めて思った次第です。
じゃ、また!


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jibunoikiru@gmail.com

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