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私の昔の知り合いに非常に打たれ弱い人がいました。
批判や悪口を言われたら非常に気にして、いつも落ち込んでしました。
何故そんなに落ち込むのかというと、批判や悪口を言われると、
「傷つく自分は弱いから落ち込むのだ」と、そこでまた自分を責めていました。
しかし、自分が弱いからではないのです。
批判や悪口、時には自分を否定されると誰でも傷つきます。
傷つかない人はほとんどいません。
それが顔に出やすいか出にくいかの違いくらいです。
よって、誰だって批判されたり否定されたり悪口を言われると
「傷つくのが当たり前」だと、自分で認めるのが第一のようです。
もう1つは「このままの自分ではダメだ!」と思ってしまうので
「もっと頑張らないと」と、いつも頑張り過ぎるのです。
それは自分の中の無価値観が自分の外に対して、成功を求めたり、
承認欲求を求めようとするからです。
だから一生懸命頑張って、その承認を外側から受け取ろうとするので、
良い情報も悪い情報も敏感に受け取ってしまうのです。
私なら受け流しても良いかなと思う事でも、大きく受け止めてしまうので、
結果、打たれ弱くなってしまっていました。
そんな彼女は小さい時からのトラウマがあるようで、両親の仲が悪かったので、
「自分は親に大切にしてもらえなかった」「親を助けることが出来なかった」
「自分には価値がない」と、自分で刷り込んでいったようです。
その彼女が打たれ強くなっていったのは、
自分を満たすには「自分はこのままでも価値がある」「自分はこのままでも良いのだ」と、
自分で自分に言ってあげれるようになって来たからです。
今日、朝目が醒めたという事は、自分は生きているだけで価値があるのだ。
と、毎日毎日、自分に言っていたようです。
そうなると、自分の外側に評価を求めていたものが、
自分の中で自分を評価しだしたので、
外の事は気にならなくなってきたようです。
誰でも自分の批判や悪口は聞きたくないです。
誰でも自分の批判や悪口を言われると、傷つきます。
相田みつをさんではないけれど「傷ついたっていいじゃない 人間だもの」と、
言えるようになったみたいです。
じゃ、また明日!