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政府は15日、希望する高齢者が70歳まで働けるようにするための高年齢者雇用安定法の改正案の骨格を発表しました。
今まで60歳か65歳定年退職であったものを70歳までに引き上げるというものです。
仕事が好きでそのまま働きたい人にとっては喜ばしい事だと思います。
法改正で他企業への再就職支援や、起業支援、フリーランスでの資金提供、NPO活動などへの資金提供も努力義務として挙げられています。
反対に、体力的にしんどくなってきてリタイアしたいけれど、年金だけでは暮らしていけないので働き続けるという場合もあるのではないでしょうか。
こうなれば、会社への依存状態が5年延びるだけです。
自分の人生と言うものを考えた時、生活の為に働く時期と、自分のやりたい事で働く時期と2つあってもいいのではないかと思います。
その為には、年金だけで生活できる事が保障されていなければなりません。
同じ16日付日経「令和を駆ける⑤」で、関西学院高等部3年生の時に起業し、現在関西学院大学を休学して事業に集中している、エックスモブジャパン社長の長安成暉(なりき)さん(20)と、女性だけの町工場を立ち上げたエストロラボ社長の東山香子さん(46)の記事がありました。
このお二人は定年に関係なくやりたい仕事を追求する可能性がある方達だと思います。
自分の人生の中で、会社という組織から解き放たれて、やりたい事を追求できる時期が所謂第二の人生であって欲しいと思います。
むしろ、そういう時期を国が保障すると言った方が良いかも知れません。
自分の人生の中で自由に解き放たれた期間の保証があるのなら、若い時からの税金も意味があると思います。
本当にやりたい事を「仕事」としてやれる時期と、生活の為にやる「仕事」。
自分と「仕事」との関係において、皆が「楽しい」「幸せ」と思えるような仕事の仕組みになって行って欲しいと思います。
すでに年金生活に入っている私など、それは自分で考えて自分で行動するしかないとは思いますが・・・・。
じゃ、また!