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今朝読んだメルマガで「この世の中で必要でないものは消える」というのがありました。
人間の体もそうです。
母親が入院して2週間目からは、脚の筋肉が落ちて歩けなくなりました。
私自身も肩が痛くなったり、腰が痛くなったりして筋トレを中断すると、
一気に筋肉が落ちてきました。
これらも体の細胞が「自分は必要でない」と感じて消えていくようです。
これの典型が脳の細胞だと思います。
ジムで出会う80歳代、90歳代の方は皆さんお元気で頭もしっかりしておられます。
記憶力も良く、話のテンポも速いです。
その方たちは80歳までは筋トレやジムのプログラムに入っておられました。
終わると、お口の筋トレとかでお喋りに時間を費やし、笑って過ごされています。
そういう状態は脳も活性化され、その方達の脳細胞は必要とされていると思い、
活発に動いているのだと思います。
同じ年代でも「もう歳だから」と家に閉じこもっておられる方もいます。
そうなると、人と接するのもおっくうになり、益々テレビしか相手にしなくなります。
それは細胞だけの話ではなく、
人として「自分はもう必要ではないのだ」と思う日々を過ごすようになります。
もう少し若い時は、孫の世話で必要とされていました。
しかし、孫も大きくなり独り立ちしていくと、おばあちゃんは必要では無くなります。
そんな時、テレビだけではなく、本を読み、人と出逢い、新しいことに興味を持つと、
細胞はまだまだ必要とされているのだと、活性化されます。
そうでなければ、老化は増々進んで行きます。
これはその人の人生に大きな影響を与えると思います。
そして何も年老いてからの事ではなく、若い時も同じだと思います。
もっと言えば、小さい時から「お前は必要のない人間だ」と言って育てられるのと、
「あなたは私たちのかけがえのない人間なのだよ」と言って育てられるのと。
小学校であれば松下村塾のように、一人1人が大切な人間だと教師が生徒に感じさせているのと、
教諭が「私の前から消えて下さい」「地球から消えてほしい」「ブラックホールに消えて」
「あなたは、私のストレス発散にピッタリです」のように、
先生から「あなたは必要でない」と言われたら。
その子は「自分は必要でない人間なのだ」と思い、学校に行けなくなるのは当然です。
その子の細胞は殺されたようなものです。
そういう教師が後を絶たずに消えないでいるというのは、
今の教育界には、そういう教師でも必要とされているからなのでしょうか?
じゃ、また明日!