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「具体」と「抽象」これは車の両輪のようなものです。
お互いが必要であって、欠かせないものだと思います。
抽象的思考力は、具体的な物事から知恵・法則を抽出するものです。
具体的思考力は、抽象的な知恵や法則を実際に活用する事です。
果物屋さんという抽象的なお店は、具体的なりんごやバナナ・みかんに溢れています。
このように複数の情報の中から共通するパターンを「抜き出す」ことにより、一般的な
誰に話しても同じモノを思い浮かべられる1つの抽象的な単語を
共有することが出来るのです。
具体的思考は、抽象的な法則や知恵をもとに具体的なものを生み出す能力です。
最近は、和菓子と何かをコラボさせるのが流行っていると聞けば、
「きなこパンケーキ」であったり、果物とコラボして「みかん大福」や「マスカット大福」
などが店頭に並んでいます。
抽象的思考力と具体的思考力は車の両輪で、どちらか一方が欠けたり過剰になったら
真価を発揮できません。
抽象と具体を行き来し、バランスよく使い分けることによって、
実りある思考が実現するのだと思います。
人の話を聞いていて、わかりやすい人とわかりにくい人がいます。
わかりやすい人は具体的な物を色々並べて、最後の決めに抽象的な事を言ってくれるのです。
それによって、頭に描いていたものが一気に関連付けられます。
また、身に付けた知恵を実践に移す時には具体的思考が必要になってきます。
いくら知識があっても、それを実践として使えなければ、
宝の持ち腐れになってしまいます。
よって、成功している人の共通点を分析する(具体⇒抽象)や、
学んだことを実践に行かす(抽象⇒具体)ためには、
抽象と具体の行き来が必要になってくるのです。
抽象的・具体的思考を使い分けることによって、発想力も向上します。
また、何かを伝える場面でも「抽象」だけだと話が曖昧になり、
「具体」だけでは、話の要点がわからなくなります。
この2つを使い分けながら、具体と抽象を行き来することができれば、
何でも相手にわかりやすく伝わるのではないかと思います。
具体と抽象を自由に行き来できる自分がいたなら、
もっともっと人にも自分にもわかりやすい話ができるのではないかと思います。
じゃ、また明日!