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戦後の教育は、先生のいう事を何でも聞く管理教育と、
偏差値で人の優劣をつける偏差値教育だったと思います。
その目的は従順な人間を作る為。
なぜなら、戦後の教育はGHQが持ち込んだ教育で、日本人が反発しないようにという
目的でなされました。
それが行き届いて、今現在の日本の現状だと思います。
従順な人間=指示が無いと動けない
「指示待ち人間」という言葉が流行ったように、自分で考えるという発想がないのです。
自分自身を考えてみても、その通りになっています。
先生のいう事はちゃんと聞き、言われた通りにする。
それが正しいと思っていました。
しかし、気が付けば、自分で考え自分で責任が取れるような人間にはなっていなかったのです。
今更ながら気付いて修正しようとしていますが、今までの自分は何だったんだろうと
思ってしまいます。
教育は人づくりです。人づくりは国づくりです。
小さい時から日本は敗戦国だからと、何かにつけて卑下した考えがあったように思います。
卑下した考えの人間が集まったのが自分の国です。
よって正直、日本という自分の国に誇りを持ったことはありません。
外国の人は自分の国に誇りを持ち、自分の国についてよく知っています。
私は日本の国について語れと言われても、語るものが何もないのです。
また、自分より上の年代の人が語っているのも、聞いたことがありません。
さすれば、自分の下の年代に対しても同じ事の繰り返しをしているのではないかと思います。
ここらで一度立ち止まって、
日本の教育とは何なのかを考え直す時期に来ているのかも知れませんね。
子ども達にとってどういう国になって欲しいのか、
自分で考えて自分で判断できるような子どもになってもらうにはどのような教育が良いのか。
教育の目的から考えて積み上げる必要があると思います。
昔の吉田松陰の松下村塾のような、
個性を認め、褒め、長所を伸ばす教育。
塾生の能力に応じて指導し、一人1人をしっかり観察して長短を把握するので、
塾生も自分が大切にされている実感を持ちながら勉強する。
そして時には自らの意見をきちんと言葉にして相手に伝え、討論して切磋琢磨する。
また、自分で行動し、自分の目で見聞きすることを重視する。
今の自分に欠けている事ばかりです。
皆が同じ枠の中に押し込められる教育ではなく、個性を伸ばし自分というものを確立させる。
そういう教育の方が国の力としては強いのではないかと思います。
国の力とは軍事力云々ではないのです。
その国の国民の人間力だと思います。
原爆を落とされたのは、日本の広島と長崎です。
そうであるにも拘わらず、なぜ日本がリーダーシップを取って非核三原則を守るよう
世界に呼びかけられないのか。
それらも、戦後教育の結果だと思います。
よってこれからは、自分で自分を教育できる人間に成らなければならないと思います。
じゃ、また明日!