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ビジネスに限らず、人を動かすという事は難しい事だと思います。
しかし、目的を達成するには一人1人のパフォーマンスを上げない限り、
最大の結果を生み出すことは出来ません。
人は少しできるようになると自信が付き、自分1人でも出来る気になってしまいます。
よって、皆としていたことを忘れ自分がリーダーになったように錯覚して動きます。
それぞれが自分のもの差しで計り、自分の尺度で行動してしまうのです。
そういう時に衝突が起こるのです。
ここで忘れてはいけないのは、本来の目的です。
その目的のために一番良い方法は何なのか。
自分の功績を知らしめたいとなると、より大きくパフォーマンスをしなければならないので、
人はついて来ません。
よって力は分断されてしまいます。
「ありえない行動」に見えるけれども、相手には相手なりの考えがあり、
自分は間違っていないと思っています。
そこで非難しても相手は警戒して余計に反撃に出るだけです。
よって、相手を非難せずに、相手がなぜそのようにしたかったのかを理解するに
留めるのが一番かと思います。
ほとんどの場合、やはり承認欲求に繋がっていきます。
その人が成果を出した部分に対しては一旦認め、そこから違う方向に行った場合は、
その違いをはっきりさせて本来の目的に戻るのが一番かと思います。
デール・カーネギーは、人を動かすためには
「相手に自らの意思で行動を起こさせるよう、働きかけることが重要だ」と言われています。
これは本質の部分だと思います。
人に言われて動くのと、自分から動きたくて動くのと。
この差は天と地の差になります。
ということは、相手の気持ちになり、
どうすれば「行動したい!」と思うように導くことが出来るのか。
ここの部分が非常に大切だと思います。
その為には相手の「個」を尊重し、誠実な関心を寄せて、
聞き上手になることだと思います。
人に動いてもらうには、ノウハウだけでは動いてくれません。
こちらが伝えるだけでも、動いてはくれません。
如何に相手が「自分から動きたいと思う」ように導けるか。
それが今後の私の課題だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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