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私たちは仕事に於いて上司や同僚の評価や周りの評判を気にしてしまいます。
それは時には「認められるためには、頑張らなければ」と自分を追い立ててしまいます。
その源はというと「認められたい」という承認欲求だと思います。
認められたくてつい周りと自分を比較してしまい、いつも落ち着かない状態でいる。
認められたいがために、自分は優れていると、プライドを高く持ってしまう。
認められたいから、完璧主義になって、自分も周りもしんどくなる。
認められたいから、認められている人に嫉妬をしてしまい、怒りをライバルに向けてしまう。
「嫉妬」は承認欲求の不満のあらわれの怒りです。
認められたいけど、認めて貰えない怒りです。
自分の怒りを第三者に向けているだけのことです。
よって、嫉妬に「相手は関係ない」のです。
それを自分に向けずに第三者に八つ当たりしているだけの事です。
しかるに、人に八つ当たりするエネルギーを自分に向ければ、
「認められるためには何をすべきか、何が出来るか」にエネルギーを使うことが出来ます。
こちらに目を向ければ、自分の承認に近付けることが出来るのではないかと思います。
よって、その承認欲求がよい方向に向けば、エネルギー源になると思います。
嫉妬の怒りの反応の源は、勝ち負けや優劣を自分の中で作りだしてしまうことです。
よって、その根源である「無駄な判断」をせずに、自分の心を落ち着かせることが
第一位なってくると思います。
悩みである「ムダな反応」は聞き流し、捉われることなく自分の心と対自するのが、
一番の方法ではないかと思います。
その一番の方法が、例えば私なら古代ヴェダンタ瞑想だと思います。
最近はSNSの世界でも、自分の承認欲求が通らないと、コメント欄に入り込んで
そのコメントをかかき乱す人がいます。
そういう人も、自分の承認欲求が認められないので、
他の人たちに八つ当たりをしてしまうのです。
本来なら自分の内側と向き合い、自分のやっていることが本当に正しいのかどうか、
心穏やかに考える必要があると思います。
よって、そういう人に出くわすと「ムダな反応はしない」という考え方を貫いて、
ムダな時間を過ごさないことが大切かと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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