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人間関係に於いては、ままならぬことは多いです。
友達関係なら好き嫌いで選択して、仲良くなるか別れるかで済みますが、
仕事関係、チーム関係となると、そうはいきません。
合わないと思っても一緒に仕事をしていかなければならないので、
「嫌い」のレッテルを貼ってしまうと、そこから思考停止状態になり何も発展しません。
初めて会った時から「嫌い」になった時には何らかの理由があったと思うのですが、
その理由は一面的に捉えた理由ではないのかと思います。
多面的に捉えても「嫌い」なのか、
違う一面も見て、嫌いじゃなくなるかもしれない可能性はあるのか。
不思議なもので、いくら好きだと思っていても、何か自分が嫌な面を見ると、
一瞬で嫌いになります。
という事は、反対にいくら嫌いだと思っていても、何か自分が好きな面を見ると、
一瞬で好きになる可能性もあるのではないでしょうか。
そういう意味では「嫌い」と決めつける時には、多面的にその人のことを知った上で、
結論を出さないと、自分の世界がどんどん狭くなってしまいます。
そして考えなければならないのは、自分の世界を狭めて閉じていくのは、
もしかしたら、自分の不安や寂しさから来ているのではないか。
誰かに依存しているから、広げられないのではないか。
誰かの都合の良い存在になってしまっているから広がらないのではないか。
などといったような、自分の内面を知る必要があると思います。
本来は皆と繋がり皆を引っ張っていくリーダータイプだと思っていたけれど、
思ったより付いて来ないので嫌になる。と言っていた人もいます。
それは本来の自分ではないと思います。
先ずは自分自身の内面が安定し、自分の在り方がはっきりしていくと、
自分自身も安定して、人と繋がって行くのではないかと思います。
一時の迷いが自分自身を見失ったり、不安になったりする事は、人間誰しもあります。
そんな時は本来の自分を保ち、自分からグループの皆を好きになって行けば、
人はついていくものだと思います。
自分の事を孤独を愛する人間だと思っていた私は、
不安や寂しさや依存の塊であったような気がします。
1回きりの人生、閉じて狭い世界に身を置くのか、
人と繋がって、より良い世界を知っていく所に身を置くのか。
これも大きな課題だと思います。
じゃ、また明日!