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5月10日付け日経新聞朝刊に、国立情報学研究所教授の新井紀子氏が「AIに勝る読解力を養おう」とインタビューに応えておられました。

これまでの研究でAIの限界がハッキリした一方で、多くの中高生がAIと同じように読解力が不足している事もわかった。
教科書や新聞など事実について書かれた文章を正確に理解する力だ。
これを放置するとAIに仕事を奪われる層が増え、格差が広がる危険性がある。
先ず母語である日本語やAIの基礎となる数学をしっかり身に付けて欲しい。
読解力が身に付けば生産性が高い人材になり、安心して生きていける。
と、結んでありました。
では「読解力」とは何なのか?
文章というと国語や英語の長文をイメージしますが、新聞・本・インターネット・メールなどから取得した情報を指し、それらの情報の意味や意図を正しく理解する力を「読解力」といいます。
また、画像や映像であったり、ときには会話や表情・雰囲気であったりもします。
よって、読解力は、生きていく上で必要なスキルなのです。
読解力をつけるには「語彙力」「要約力」「思考力」の3つが挙げられます。
語彙力を鍛えるには、知らない漢字や語句、ことわざなどに出会ったら「辞書で調べましょう」
要約力を鍛えるには、文章を読む時は、頭の中が整理され理解が深まる為にも「要約してみましょう」
思考力を鍛えるには、新聞や本などの情報に触れる機会を作って、深く読んで「考えるクセをつけましょう」
上記3つは何年も前から、私はある人に言われていました。
そもそも「日本語が通じないから、お勉強しましょう」ということで・・・。
これらが出来ないということは、
「相手の気持ちを読み解く事が出来ず」「その場の雰囲気を読み取る事が出来ず」
「状況を判断して対応する能力も無く」「コミュニケーション能力も無い」
私そのものだったのです。
よって、読解力の無い私に一番必要な「読解力」を身に付けさせようとして下さったのかも知れません。
私は「AIに仕事を奪われる」という考え方ではなく「AIと共存して仕事が楽に出来る」という考え方なので、
「読解力」を身に付けて生産性が高い人材を目指さなければと、改めて思いました。
じゃ、また!


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