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最近、ビジネスの面でも技術の面でも学力に於いても、日本の右肩下がりを感じていました。
日本の落ち込みと並行して自分の自信のなさも感じていました。
しかし反対に、これからの日本は世界を引っ張っていく存在になるという声も
チラホラ聞くようになりました。
なぜならその人達は日本の精神文化の強さを知っているからです。
そして今世界が目を向けているのもそこだという事を知っているからです。
その人達は戦後の日本に目を向けるのではなく、幕末の頃の日本人に目を向けています。
例えば、幕末から明治にかけての日本人は、貧しい生活だったにも拘わらず笑顔でいる。と、
写真を並べています。
またその頃の外国人の印象は「日本人は幸せで満足に暮らしている」「顔がいきいき輝いている」
などと評しているのを紹介されたりしています。
それはイギリス人であってもフランス人であっても同じような印象を持たれています。
かつての日本人は、人生を喜びの中で生きる天才だとか。
確かに掲載されていた写真は、どの日本人も笑顔で逞しく、いきいきと目を輝かせていました。
頭に鉢巻を撒いて重労働であるにも拘わらず、そこには陽気な笑顔があったのです。
それに比べ今の日本人は、その頃に比べれば比較にならないほど生活は安定しています。
(それも段々怪しくなってきていますが・・・。)
そうであるのに、自分のやっている仕事が日本を支えていると思って仕事をしている人は
どれくらいいるのでしょうか?
先日のニュースでは中国人が「日本人の労働者の方が自国民より安くて良い仕事をする」
と言って、日本人労働者をどんどん雇っています。
その労働者とは日本でもそこそこの企業の元社員で、同じ仕事をしても中国の方が
自分の技術が生かされて評価してもらえる。とのことでした。
日本の頭脳であったり技術が、どんどん外国に流れて行っています。
非常に勿体ない話です。
企業はもっと個々人を活かし、自分の価値を感じられる指導をするべきだと思いました。
昔、日本が優れていると言われてた部分が外国に流れてしまい、
外国で力を発揮して活躍しています。
社員の扱い方、捉え方は外国人の方が上手だということです。
そんな中、本来日本人が持っていた特性を再認識して、世界を引っ張って行こうと
し始めている流れを感じます。
もしかしたら日本人はもっともっと自信をもって良いのではないか。
もっともっと自己を主張しても良いのではないか。
そんな風に思ってしまいます。
私自身が何事にも自信がないからそういう風に観てしまうのかも知れませんが、
自分達の良い所を再認識すべきだと思います。
ほんの些細な事ですが、私の町内は生ごみでもきっちり一列に並べて捨ててあります。
網も何もしていませんがカラスは来ません。
お隣の町内は網をかぶせていてもカラスが来て突っついています。
放り投げて山積みの捨て方です。
引っ越しをしてきた時から誰に言われる事もなく、そうしているからそうしただけです。
震災の時は食べ物の配給でも日本人はきっちり並んで待っています。
列を乱すことはありません。
外国のニュースを見れば、みんな奪い合いです。
こういう些細な事からして、日本人は素晴らし文化を持っていると思います。
今、外国人が日本人に目を向けているのはそういう文化の面もあると思います。
そして、今の日本人が忘れているのもそういう文化だと思います。
良い所は引き継ぎ、新しいものは取り入れていく。
これからはそういう時代になって行くと思います。
じゃ、また明日!