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何事も裏表があるようで、良い意味では多面的な見方と言えると思います。
片方だけの言い分を聞いて判断してしまうと間違ってしまうことがあります。
もう片方の話を聞くと「聴いていた事と違うな」となり、そこからどちらが正しいか
考えるようになると思うのです。
人間関係に於いても、ある程度信用しているからと盲目的に信じてしまうと、
そこからこぼれ落ちた情報が、誤解を生むことにもなるのです。
それを防ぐためには、やはり両方から話を聞く必要があると思います。
京セラ創業者の稲盛和夫氏がよく引用されていたという、フィッツジェラルド氏の言葉、
「一流の知性とは、二つの相対立する考えを同時に心に抱きながら、
しかも正常に機能し続けられる能力をいう」
やはり一流の人は自己の中で相反する2つの考えを持つことが出来るようです。
私のように一面でしか捉えることのできない人間は、その一面が正しいと思ってしまうので、
思い込みによる間違いが多いと思います。
多面的に見るから立体として浮かび上がってくるのだと思います。
そしてそれはそのものに打ち込むから見えてくる体験学習・体験哲学だと思います。
いじめ問題解決に取り組んでいる加藤秀視さんなど、その典型だと思います。
今迄の、子どもと親に関わって来た件数の多さが、体験哲学として出来上り、
その経験の多さが多面的に考えられるのだと思います。
今日のツイッターでは、
「私は評論家や言論人ではない教育実践者として表立って20年間で11万人の
人財の能力開発に尽力してきたが、裏側では特に義務教育の家庭で子どもたちの
命や可能性を奪う卑劣で悲惨な教育現場の隠ぺい不正問題にも向き合う必要があります。
すべては表裏一体。
裏を知らずに表は理解できない
逆も然り」
という、呟きになると思います。
現場の先生方が、真正面から子どもたちと向き合い、どちらの子どもたちの言い分も
しっかり聞いて多面的に判断を下せば、悲しい想いをする子どもが減るのではないかと思います。
幼児の叫び
高校生の叫び
じゃ、また明日!