1302枚目■ 「日本学生野球憲章」
2022年2月8日(火)YAHOO!ニュース(中京テレビNEWS)
いじめ“放置”で精神的苦痛 元生徒が学校など提訴 愛知・私立豊川高校
豊川高校(愛知県豊川市)の元野球部員の男子生徒(16)が、
他の部員から受けたいじめに対し、学校側が適切な対応をしなかったとして、
学校法人などを相手に損害賠償を求める訴訟を起こしました。訴状によりますと、男子生徒は去年4月、豊川高校に部活動奨学生として入学し、
野球部に所属していましたが、コーチから無視されるようになり、
他の部員からも嫌がらせを受けるようになったと訴えています。男子生徒は、学校が実施したアンケートで、いじめはあると記載しまたが、
学校側は「いたずらはあったが、いじめはなかった」として、嫌がらせをしていた生徒への
指導などの対応はしていなかったということです。このため男子生徒ら原告側は、学校側が適切に対応しなかったため、野球部を辞めざるを得ず、
精神的苦痛を受けたとして、高校を運営する学校法人に対し、200万円の損害賠償を求める
訴訟を起こしました。また、男子生徒は、去年10月愛知県内の別の高校に転校していて、野球部に入部しようとするも、
「豊川高校がいじめがあったと認めなければ、引き抜きを疑われる」という理由から、
転校先の野球部への入部が認められなかったと訴えています。これについて原告側は、愛知県高等学校野球連盟に対応を求めたものの、<
/p>
いじめの調査を怠ったとしていて、愛知県高野連に対しても10万円の損害賠償の支払いを
求めています。訴訟を受け、豊川高校は「後日コメントを発表する」とし、愛知県高野連は
「現段階では回答は控えたい。訴訟のなかで主張していきたい」とコメントしています。
上記が2月のニュースであり、7月現在も進展しておらず、
男子学生は今も野球部に入れない状態です。
愛知県高等学校野球連盟「日本学生野球憲章」の一環して制定時の姿を維持してきたものは、
「学生たることの自覚を基礎とし、学生たることを忘れては我らの学生野球は成り立ち得ない。
勤勉と規律とは常にわれらと共にあり、怠惰と放縦に対しては不断に警戒されなければ
ならない。元来野球はスポーツとしてそれ自身意味と価値を持つであろう。しかし学生野球と
してはそれに止まらず試合を通じてフェアの精神を体得する事、幸運にも驕らず悲運にも
屈せぬ明朗強靭な情意を涵養する事、いかなる艱難をも凌ぎうる強靭な身体を鍛錬する事、
pre-wrap;”>これこそ実にわれらの野球を導く理念でなければならない」とあります。(学生野球の基本原理)
第2条 学生野球における基本原理は次のとおりとする。
③学生野球は、法令を尊守し、健全な社会規範を尊重する。
⑤学生野球は、一切の暴力を排除し、いかなる形の差別をも認めない。
(学生野球を行う機会の保証および部員の権利)
第4条 学生は、合理的理由なしに、部員として学生野球を行う機会を制限されることはない。
2 部員は、学生として教育を受ける権利が保障される。
3 部員は、本憲章に基づく学生野球を行う権利を有する。
(加盟校への部員への指導)
第9条
2 加盟校および指導者は、部員に対して、自ら人格を磨き、他の学生から信頼を受けるよう
指導しなければならない。
以上、「日本学生野球憲章」はまともな事を書いているように思いますが、それ以前の問題として
「野球部に入りたい転校生が野球部に入ることは出来ない」という憲章は何処に書いてあるのか
わかりませんでした。
高校の3年間、野球を通じて人格形成を行うはずの権利は、誰が保障してくれるのでしょうか。
野球強豪校の隠蔽
https://www.youtube.com/watch?v=il4lKtRdA1Y
愛知県高等学校野球連盟「日本学生野球憲章」
https://www.aichi-kouyaren.com/archives/001/201703/c9feebc2ece3cb7bd9c090c87472bf62.pdf
じゃ、また明日!
投稿者
jibunoikiru@gmail.com