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昨今は子供の虐待など、信じられないことが多発しています。
それは親によって虐待されていることだと思っていましたが、
驚くことに保育園でも先生による虐待はあるようです。
本来「育てる意識」がなければ育てることは出来ない。と言われます。
確かに放っておくだけでは「育つ」ことは出来ないと思います。
今、現場の保育士の先生はどのくらい「育てる意識」を持っておられるのでしょうか。
子どもが小さい時は特に「人としての心」を育てる時期だと思います。
基本は「自分を愛し、他人を思いやる心を持った人」になるよう、育むのだと思います。
「自信」というのは、周りの人に認められ、そしてそれを自分も認めるから
「自信」が生まれてくるのだと思います。
「自分を愛する心」「自分を大切に思う心」が育まれるから、
それが他人を思いやる心になるのです。
保育園などでは子供がいう事を聞かない場合もあると思います。
そんな時、先ずその子どもが訴えている「こうしたい」「こうしてほしい」
「こうしたくない」などの子どもの思いを受け止めることが先だと思います。
その上で、自分の思いの一部は認められたけど、これは認められなかったと学んでいくのです。
認められるということは、自分は主人公であると自分を肯定することが出来るという事です。
この自己肯定は人として生きて行く上では、非常に大切な部分だと思います。
よって、小さい時は特に愛されることが必要だと言われるのはその為だと思います。
親だけではなく、保育園・幼稚園の先生、周りの大人など沢山の愛情を受けるから
「育まれていくもの」だと思います。
そういう時期に大人が自分の物差しに当てはめて、そこにきっちり当てはまらない子どもを
皆の前で叩いて、怒鳴って、脅かして見せつけるというのは「育む」ということから
逸脱していると思います。
先生自体に自己肯定感がなく「育てる意識」を持ち得ていないなら、
その職に就くべきではないと思います。
なぜなら、子ども達は先生の背中を見ています。
先生が1人の子どもにきつく当たれば、他の子どもは先生の真似をして、
その子にきつく当たるのが正しいと思ってしまうからです。
その時点でイジメの種を植え付けたようなものです。
保育士という資格を取得し、給料を貰っているなら、
せめて「育てる意識」を持ってもらいたいものです。
これは今現在の保育園の実態です。
じゃ、また明日!