タグ:
「うばい合えば足らぬ、わけ合えばあまる」というのは、相田みつをさんの言葉です。
今、我々が住んでいる地球上でも、どこかで奪い合いをしています。
土地であったり、資源であったり。
人々はどうして「奪う」ことしか考えないのでしょうか。
自分の国さえ、自分さえ良ければという考えは意味が無いという事を
歴史を見てもわかるはずなのに。
それでも懲りずに戦争を仕掛けている国があります。
今はSNSの時代、いくら自国民を統制下に於いても、いずれ自分達のやっている事を
知ることになります。
知った段階では他国の人が離れて行ってしまい、より孤立化するしかないと思います。
今、地球の置かれている立場からすると、土地を奪い合っている場合ではないはずです。
地球そのものの存在が、温暖化という危機にさらされています。
雨が降れば大洪水。山火事になれば桁違いの大きさ。地震が起これば莫大な被害。
地球温暖化に対してどれほど各国が実行して行っているのか。
私が今、幸せに暮らせているのは、我々の先人が色々考えて生活していたからです。
山の木を切るのも、山に木を植えるのも、
どうしたら孫の代にこの森が生き生きとできるだろうかと。
木を1本切るにしても、考えて考えて切っていました。
今、我々は地球を大切にすることよりも、
地球にダメージを与える方が勝っていると思います。
これから先、我々の子孫もどんどん増えて命を繋いでいきます。
今、我々は自分達が祖先から守られていたように、我々の子孫の事を考えて
地球を守ろうとしているのか、確信が持てません。
我々人類が住んでいる「地球」という住処。
奪い合えば、地球そのものがダメージを受けます。
地球の資源を大切にしようと分け合えば、
子孫にこの地球という住処を残すことが出来ます。
自分はどちらを望むのか。
地球からの問いかけのような気がします。
<わけ合えば> 相田 みつを
うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる
うばい合えばあらそい わけ合えばやすらぎ
うばい合えばにくしみ わけ合えばよろこび
うばい合えば不満 わけ合えば感謝
うばい合えば戦争 わけ合えば平和
うばい合えば地獄 わけ合えば極楽
じゃ、また明日!