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私自身、自己肯定感があるようで実はなかったのですが、
昨日、参議院選挙があったせいか、最近は自分の国について考えさせられました。
私はどれだけ日本という国を知り、どれだけ日本という国に誇りを持ち、
どれだけ日本という国を好きなのか。
決して嫌いではないけれど、外国の人と自国について議論するとなったら、
何も言えないと思います。
なぜなら、本当の意味で日本という国の事を知らないし、
誇りに思うくらい勉強していないからです。
確かに歴史の時間には習ったはずです。
しかし、年号と人物の暗記も苦手だったし、何が自分の中で残っているかと言えば、
実は何も残っていないのです。
面白いと思ったのは社会人になってから市民講座などで地元の歴史を習った時です。
こういう必要があったから、これが出来たのです。とか、
こういう背景があったから、歴史がこう動いたのです。とか。
学校の授業では習わなかったことが面白かったのです。
日の丸にしても、その意味や成り立ちを知らず、「日の丸弁当」を直ぐにイメージする位です。
社会人になってから読んだ本では、日の丸=戦争 というイメージしか湧かず、
しかも本に書いてあった「戦争に負けてしまい人々は苦労をした」というイメージだけが、
自分の中で残っていきました。
よって、日の丸=戦争 であるし、戦争=命が奪われる
という図式が自分の中で出来上がったのです。
そういう状態だから、自国を好きになれるはずもなく、
かと言って自分で調べて勉強をするところまでには至る事は出来ませんでした。
そう思っていると、自己肯定感がない自分と、私が感じている日本という国が、
重なって見えてきました。
それは自分の国がどうなって欲しいか。
どうなれば、皆が幸せになるのか。
一番大切な事を考えずに来たことに、今更ながら気が付いたという事です。
自分はどうなりたいのか。
どうなれば、自分は幸せになれるのか。
自分のことがわからないから、自国の事もわからない。
自分がどうなりたいかわからないから、自国がどうなればよいかわからない。
自分がどうなれば幸せになれるかわからないから、
自国がどうなれば幸せになれるのかわからない。
自分と自国とは同じだったのだ、と。
それを想うと「今からでも、遅くない!」と日本の事をもっと知ろうと思いました。
じゃ、また明日!