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子育てをする時には「長所を伸ばせ」と言われます。
なぜなら「よくできたね!」とか、「これが得意だね!」とか褒める言葉を掛けると
子どもは自己肯定感が強くなり、自信が持てるようになります。
それは子育てに限らず、社会に於いて部下の育成やパートナーに於いても同じだと思います。
そのためには、自分自身が長所を見つけるクセを付け、
絶えず長所に目が行くようにする必要があると思います。
とはいうものの、人は他人の短所にはすぐ目が行きます。
しかし、短所を指摘してもすぐには改善しません。
それよりも、すでに出来ている長所を褒めて、
もっとその部分を伸ばす方が効果的だと思います。
人は褒められると気分も良くなるし、気分がよくなると素直になります。
短所を指摘したいのであれば、良い所をどんどん言って本人が気持ちよくなったところで、
さりげなく短所をこうすればどうかな?ぐらいに伝えれば良いのではないかと思います。
不得手な事の改善に時間を使うなら、その時間分を自らの強みに集中した方が、
やっぽど自分に力が付くと思います。
そして、長所をどんどん伸ばしていけば、短所はいつの間にか気付いて
自然と消えていくと思います。
先日、ある講演を聞いた時、同じことを話されていました。
「子育ては、子どもの良い所を見つけてそこを褒めてあげる」と。
しかし、現実は「ダメでしょ!」や「だから言ったでしょ!」や「まだ直せないの!」と
ネガティブな言葉ばかりです。
マイナスの言葉を聞かされると、自分はダメな人間だと自己肯定することが出来なくなります。
それが大きくなって大人になっても、自己肯定感のない人間に育ってしまうのです。
人を育てるというのは、子どもであっても部下であってもパートナーであっても、
相手とじっくり向き合い、意見を聞きながら一緒に考えていくことだと思います。
小さい時のお母さんの一言が、一生自分を支えてくれることにもなるのです。
怒られると思っていたことが、良い事をしてくれたと褒められる。
その時、怒られていたら「やっぱり自分はダメなのだ」と自分に対する自信を失ってしまいます。
その時、褒められてたら「それでも良かったのだ」と、お母さんの愛情を感じる事が出来ます。
そして、その時の感情は一生自分を支えてくれます。
褒め言葉の中には愛情が含まれていると思います。
そして、その愛情が人間としての成長過程には絶対と言って良いほど、必要不可欠なものです。
長所を伸ばして、短所を自然滅亡させれるよう、
これからも意識していきたいと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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