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「実践」というと、何か行動を起こして変化させることのように捉えていましたが、
自分の「捉え方」を変えて観るのも「実践」のようでした。
スーパー大辞林で、実践とは、
①実際に体をうごかして、あることを行うこと。実行。行い。
②外部から客観的に観察できる、人間や動物の動きや反応。
何も大々的に目に見えて変化させるのではなく、今あることを行えばよいだけです。
私は「捉える」という事を、実践だとは思っていませんでした。
なぜなら、それは自分の気持ち、感情だけの事だからと思っていました。
しかし、捉え方を変えるという事も立派な実践だったのです。
そうだとわかれば「実践」という言葉に恐怖を覚えていた私は、俄然気が楽になりました。
何も大々的に行動しなくても、自分の捉え方を変えることも実践なのだと。
それなら自分でも出来るのではないだろうかと、思ってしまいました。
例えば、幸せの定義も人其々だとは思いますが「しあわせに成る」ことは難しくても、
「しあわせに気付く」のは自分の捉え方です。
合わない相手を変えようとするのではなく「自分がその人をどう捉えるか」を変えて観る。
今ある環境の中で、ものごとを「よりよく」観て見る。
これも実践でした。
実践とは、何か行動を起こしてやることが実践だと思い敬遠していましたが、
「捉え方を変える」のも、1つの実践でした。
思考のエネルギーを変えるのも実践なら、視点を変えるのも実践です。
人間には2つのパターンがあるようで、何事もポジティブに捉える人と、
ネガティブに捉える人とに分かれているようです。
今迄は不満ばかり言っていた自分を「得ている何かで満足をする」というように、
違った視点で観て見ると、感じ方も違ってくると思います。
「視点を変える」という事も実践であり、視点を変えなければ「やらない」ままなのです。
「視点を変える」という事をやることによって、初めて実戦をしたことになるのです。
今迄「やる・やらない」を、ものごとを行動を起こして変えて行くというように、
大事に捉えていましたが、自分の「思考を変える」という実践に気付いてはいませんでした。
家から出て行って何かをやりに行くだけが実践ではなく、家に居てもその場で、
思考を変えるのも実践だとわかれば、自分の中の「実践」の範囲が広がりました。
今迄頑なに保持していた「視点」を変えないというクセも、良いクセとして、
「視点を変える」という事を身に付けるのも必要かなと思いました。
「実践」というものを苦手な堅苦しいものだと受け取らず、家に居て気軽に
自分の視点を変えてみるということに、目を向けたいと思います。
じゃ、また明日!