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世の中には知らないことが多すぎます。
というより、私が知らなさすぎると思います。
今日初めて「感性論哲学」なる言葉を知りました。
そういう哲学があったのだと。
感性論哲学の究極的目標は「全人類の人間性の進化」であるとか。
人間の目的は、人間らしい人間になることであり、本当の人間らしい人間になるためには、
どうすれば良いのかを提唱しています。
私はどちらかというと論理的ではなく、直感的・情緒的・感情的・感覚的な方です。
よっていつも論理的な人からは、思考が浅いと言われていましたが、
確かにじっくり考える以前に感覚的に結論が出ていました。
しかし、感性論哲学では、本物の人間を目指す上で「感性」という存在が持っている
能力・原理というものを、人生や生き方において非常に大事なものだと考えている。
とありました。
「感性」が持っている基本的原理は、人間的な生き方の原理、すなわち、
人間は意思を実現し、愛を実現するという事であり、この2つを実現する事を通して、
人間は初めて本当の意味での幸福が実現できると提唱している、と。
この中の「意思」と「愛」というキーワードは、自分の人生を生きるにあたって大切な事だと、
何度も聞いたことがあります。
人格を目標にして生きるという文化を創り出すことによって、
人類として進化を実現しようと考えている。
今、世の中の価値感が変わりつつあるのを感じますが、それはまさしくこの「感性」を
大切にする方向にシフトしているような気がします。
そして人間の真実の愛というものは、信じて、信じて、信じ抜いて生きることだと思います。
信じ抜く愛というのは、無条件の愛=無償の愛 だと思います。
無償の愛だからこそ、人を更生させたり、人を生かす力に成り得るのだと思います。
最近は特に悲惨な事件・事故が多すぎます。
被害者のご家族は裁判を起こしてでも、訴えたいのは、
「二度と自分達と同じような悲しい目に遭う人が出ないように」
そして「加害者の人が自分の行ったことを反省し、更生して欲しい」
というのが共通しているように思います。
本当は加害者が憎くてたまらないはずです。
しかし、いくら憎んでも家族は生き返らないというのも、わかっておられるのです。
だから、二度と同じようなことが起こらないような環境を作って欲しいと、
望まれるのだと思います。
そしてそれは、人間を信じ抜く努力が、自分も相手をも生かす力となるのを、
知っているからかも知れません。
人間は、自分の意思を実現し、自分の愛を実現することで、
本当の意味での幸福が実現できるのだと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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