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人は何か自分にとって良くないことに遭遇すると、すぐに自分以外のせいにしたがります。
相手が人であっても、ものであっても、ことであっても。
コロナの「せい」で職を失ったり、収入が減った方も沢山おられます。
そういう場合はコロナの「せい」で何十万円も減収になったと、コロナを恨みます。
しかし、しばらくすると各自治体によって違いますが補助金、助成金、給付金、支援金など、
色々な名目のお金が貰えるようになりました。
お店によっては減収よりも保証金の方が多い場合もあります。
そうなればコロナの「せい」だったのが、コロナの「お陰」になってくるのです。
あの人の「せい」でこんなことになった。
あの人の「お陰」でこんなふうになった。
メリット・デメリットどちらの数が多いかで、自分の感情は左右されてしまいます。

しかし、大概のことは僅差で決まってしまい、
感情の方が直ぐに「嫌い」=「人のせい」と決め付けているようです。

ほとんどのことが僅差でしかないのなら、ほんの少しだけ良い所、好きな所を見つければ、
そのバランスはひっくり返り、あの人の「せい」があの人の「お陰」になるのです。

あれだけ好きで一緒になったはずなのに、今では別れる事しか浮かんでこない。
これも良い点と悪い点を天秤にかければ、本当は僅差であるにも拘わらず、
悪い方が多く感じてしまうからだと思います。

五分五分の場合は1つでも良い方が上回れば、
相手の「せい」ではなく相手の「お陰」になるのです。
よって、一呼吸おいて良い所を探すようにしてみても良いのではないかと思います。

何もしなければ悪い方に目は行きがちです。
しかし、その自分の癖を良い方に目を向けるようにしていけば、
お陰様の方が多くなります。

会社でも家庭でもその他自分の周りでも「嫌い」と決めつけているのは自分自身です。
良い所を見つけるだけで、「嫌い」が「好き」になるのです。

周りは何も変わってはいません。

「嫌い」と決めた自分がそこにいるだけです。
「嫌だ」と思った自分がそこにいるだけなのです。

そういう自分より
「あの人のお陰」で今の自分がある。
t style=”vertical-align: inherit;”>「あの人のお陰」で今は幸せを感じている。

そういう自分に私はなりたいです。

じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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