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人を成功に導くものは「愛と誠と調和」という言葉で表される心です。
というのは、京セラ創業者の稲盛和夫氏の言葉です。
「愛」とは、他人の喜びを自分の喜びとする心
「誠」とは、世のため人のためになることを想う心
「調和」とは、自分だけではなく周りの人々皆が常に幸せに生きることを願う心
こういう「愛」と「誠」と「調和」の三つの言葉で表されるのが
本質だと言われています。
元々人間の本質とは、愛と誠と調和に満ちた美しいものであるはずなのに、
魂が肉体をまとっているので、最初は肉体が発する欲望が出て来てしまうのです。
よって魂と肉体の葛藤が出てくるのだと思います。
この葛藤は頭と心の葛藤で、その不一致が自らに不快を与えているのだと思います。
そして、頭と心が一致した時、我々は腑に落ちると言っているのではないでしょうか。
古代ヴェーダンタ瞑想の教えの中にも「自分の本当の意識と肉体の関係」と
云うのがあります。
稲盛氏がよく瞑想の事をご存知だと思っていましたが、
稲盛氏自身が瞑想をされていたようです。
人生で大切なのは、自分だけを大切にするのでは無く、他人に対しても心を配って
相手が喜ぶことを自分の喜びとすることが重要であると、言われています。
加藤秀視さんも
「すべての破壊と創造は、愛と調和を土台でやる以外に続かない」
と言われています。
その通りだと思います。
教育現場にしろ企業の現場にしろ、それをより良いものにしていくには、
愛と誠と調和の土台がしっかり築いていなければ、その上に積み上げられるものは
直ぐに崩れてしまうからです。
それは1個の人間である自分自身にも当てはまることだと思います。
先ずは自分自身が「愛」と「誠」と「調和の心」をもった心のあり方をしているかどうか。
今一度、確認する必要があると思います。
じゃ、また明日!