タグ:
人間というのは承認欲求が強いようで、
我が道を行くタイプの私でも人に認めて欲しいのです。
大人になると、人から意見されるのを嫌がる人がいます。
意見されるという事は、今ある自分を否定されるような気になり、
プライドが許さないようなのです。
私は意見される方が良くて、
大人になると内心では「それは違うだろう」と思っていても、
誰も「それは違う」と言ってくれないのです。
言われればそこで気付くこともできます。
よって、言われる内が華だと思っています。
ある意味、それは自分で気付けという事かも知れないし、
そこまで構っていられないというのもあるかも知れません。
私が恐れているのは、自分が「裸の王様」になることです。
そうなる前にひとこと言って欲しいという甘えがあるのかも知れません。
自分に自信が無いと、人に確認したくなります。
ある人に聞けば「それでいいのではないですか」という答えが返ってきたとしても、
まだ自信が無いので、違う人に聞いてみたくなる。
2人目の人に聞いてみても「それでいいのではないですか」と返って来る。
それでも自信が無くて、また違う人に聞いてみたくなる。
もしかしたら「それでいいのではないですか」という答えではなく、
「それで良いのです」と、言って欲しかったのかも知れません。
裏を返せば、自分に自信がないから承認という保証を求めていたのかもしれません。
自分の体験は自分にしか出来ないものであるし、
どんな経験でも自分にとっては貴重なものです。
自分で自分を認めることが出来ていないから自信がないし、
なにか大きな存在でないといけないと思い込んでいたようです。
でも本当は小さなものでもいいのです。
目に見える大きなものに拘るより、
自分が出来る小さなことでもいいのだと思います。
その積み重ねが自信に繋がる経験になると思います。
自分という存在は大きいとか小さいとかではなく、
存在そのものに価値があるのだと思います。
よって、自分の存在に自信をもって生き抜くことが、
自分が生まれてきた意味でもあり、
自分がやらなければならないことだと思います。
じゃ、また明日!