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人に何かを伝えた時、共感を得るのは非常に大切だと思います。
共感してもらえなければ、一方通行になるし、
同じような感覚でわかり合えることは難しいと思います。
相手を理解するという事は、相手と共感しあえることだと思います。
しかし、そこで留まっていてはいけないのではないかと思うようになりました。
共感の段階では共に感じて「そうだよね!」で終わってしまうからです。
そこから先に進めないような気がしてきました。
なぜなら、何かを売る場合「これはこういう所が優れているのです」と言って、
共感された場合「そうだよね、優れているよね!」で終わってしまえば売れません。
それを売ろうと思えば、相手が買う気になってくれないと売れないのです。
相手がどういうものを望んでいるのか、
その望みに対して売ろうとしているものは適切なのか。
それが上手く合致した時に初めて、相手の感情を動かし、
買ってみようかなという気にさせることが出来ると思うのです。
結局は、論理的に理路整然と説明しても、相手の心や感情を動かすことが出来なければ、
そこから先には進めないのです。
相手の心を動かすには、相手の感情に働きかける必要があるのです。
その上で相手の心を動かすことが出来たなら、それはその人の行動に繋がるのです。
商品であれば、買うという行動に繋がるのだと思います。
商品でなくても、映画なら観たい。音楽なら聴きたい。本なら読みたい。
という行動に繋がるから売れるのです。
共感レベルでは、相手の感情に訴えて心を動かす所まで出来るかどうか、疑問です。
もう一歩突っ込んで、相手の心を揺さぶる位の行動をこちら側が取らないと、
相手には響かないと思いました。
相手の感情を動かし行動に駆り立てることが出来れば、それはある程度成功したと
言えるのではないでしょうか。
そこまで行くには修行がいると思いますが。
じゃ、また明日!