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人間関係というのは、私はどのような時も50:50の、五分五分だと思います。
相手によっては52:48とか若干の違いはあるかも知れませんが、それは話し合いの結果です。
五分五分が前提の上で、関係性を作っていく上での変更はあるかとは思いますが、
基本は基本として五分五分です。
物事には裏表があるようにそれも五分五分です。
硬貨の表が80%で裏が20%だと、硬貨にはなりません。
五分五分のバランスが崩れると、そこには優劣があったり上下関係になったり、
プライベートな関係でも、遠慮が出て来たり依存が生まれたりします。
お互いの話の中でそのような変化が起きることは話し合いの結果であるので構わないのですが、
最初から五分五分の関係の意識がなければ、長続きはしないと思います。
何かあった時も相手だけが悪くて、自分は間違っていないということはないのです。
自分もどこか悪い所があったと思いますが、それに気付かないのです。
よって人間関係はいつも五分五分なのだと思います。
昔はお金にものを言わせて「売ってやっている」「買ってやっている」
「仕事を頼んでやっている」「仕事をやってあげている」というような雰囲気もありました。
発注の段階から上下、優劣が伴っているのです。
しかし、そんな仕事は面白くもないし、仕事をしていても気持ちが入りません。
同じ仕事をするなら、楽しく仕事をやりたいし、より良い仕事を提供したいです。
商売でも五分五分が基本にあれば、客を選ぶこともできます。
一緒にやりたくないお客様は上手に断って、
一緒にやって楽しいお客様をリピーターにできます。
大切な人や友達との関係も、
助け、助けられ
教え、教えられ
守り、守られ
愛し、愛され
癒し、癒される
五分五分だから可能なのです。
同じ土俵に立つから、お互い様なのです。
これが崩れると、どちらかがしんどくなってきて、心から楽しめなくなります。
人生を樹木で例えると、ねじりパキラのようにそれぞれが成長と共にねじり合い、
だからより強い木に育つのです。
お互いが五分五分だから、相乗効果が出るのです。
人間関係は基本、五分五分。
その後は、それぞれの話し合いで。
仕事にしろ、何にしろ。
それが一番楽な付き合い方だと思います。
じゃ、また明日!