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目的地に行くためには、自分の現在地を知らなければならないのは当然の事です。
路線検索でも目的地と現在地を入力しないと検索結果はでてきません。
よって、現在地は目的地の路線を探すためには、どうしても必要なのです。
それが解っているはずなのに、どうして自分の現在地は見つけにくいのでしょう!
多分、過去からの延長戦で未来を考えるからだと思います。
よって「これ位だったら出来るであろう」自分しか描けないのです。
迷いの中から出口を探しても見つかりません。
いっそのこと、そこから離れて客観的に観ないと自分の現在地は解らないと思います。
迷路の出口がなかなか見つからないのと同じです。
迷路の入り口に入る前に、高台から迷路全体を見て、出口の場所を確認しておく。
それを描いて迷路の入り口から入ると、出口に早く辿りつけるのです。
途中で迷いそうになっても自分の頭の中の地図で、入り口から入って今はこの辺だったよねと、
時々チェックしながら進めば出口に辿り着けると思います。
という事は、過去から現在までの来た道の延長線でゴールを描くのではなく、
最初から「なりたい自分」の迷路を描き、その地図に沿って行けばゴールに辿りつけるのです。
その時のゴールは「自分は何によって価値を生み出せるのか」
「自分は何をすれば人のために役にたてるのか」という、
心の価値の現在地を考える必要があると思います。
しかもそのゴールは、本当に自分が辿りつきたいゴールなのか、
人に認められるためのゴールなのか。
ゴールの中に人の評価や人との比較が入っていれば、
それは純粋な自分が目指すゴールには成り得ないと思います。
なぜなら、人の評価や比較によってその都度揺らぐものになってしまうからです。
純粋に自分が辿りつきたいゴールなら、
比較は自分自身しかないので、何があっても揺らぐことは無いと思います。
目的地がわからなければ、どこへ行けばよいのかわからないし、
現在地がわからなければ、どこから出発すればよいのかわからない。
結局は自分の現在地と目的地を、自分の中で明確に把握する必要があると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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