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風の時代に入ってから、社会の変化が早くなると言われていましたが、本当に実感です。
コロナが一番わかりやすいですが、
ワクチン接種を「打つ」「打たない」もはっきり分かれました。
初期の頃はワクチン接種を打たない人は悪者のように言われましたが、3回目、4回目になると
打つべきだと言っていた人達も副作用の事を考えて、どうしようかと迷い始めました。
それと同時にワクチン接種を「打つ」「打たない」も本人の自由意志だからと、
最初の白い目で見られていた頃からは、かなり和らいできたような気がします。
ひと昔前なら、集団予防接種も強制的で有無を言わさず受けさせられていたと思います。
コロナで働き方も変わりました。
それと同時に会社と言う中で時間と空間を共有していた部分から、
かなり共有部分が少なくなりました。
それは価値観も共有していたということであり、
会社の中で10人いればほとんどの人が妥協できるあたりに共有部分があったと思います。
しかし、個々人の働き方の部分が増え、自分の価値観がより一層はっきりしてくると、
共有部分に時間をかけるよりも前に進む人と、共有するよりは現状維持を守る人とに
より一層分かれてきたと思います。
貧富の差も二極化ですが「自分の在り方」も二極化されてきたように思います。
私自身、ついこの間までは価値観が違っても、何とか話し合って合意を得られればと
そちらに時間を使っていましたが、今は価値観の違う人を説得するよりも、
自分自身がこの流れの速さについていくのに精いっぱいになってきました。
それは「白」が良くて「黒」が悪いという二者択一の考え方ではなく、
自分は「白」であっても「黒」も認める。
或いは「黒」であっても「白」も認めるという、
自分以外は排除という世界ではなく、
自分以外も共存という世界になって行くのではないかと思います。
ウクライナとロシアはまだ戦争中ですが、
昔ならロシアが悪いからロシア人全てが敵で悪い、
という風潮があったと思います。
しかし今は、ロシアのリーダーは悪くても
ロシア人全てが悪いというような風潮は昔のようにはありません。
これはそれぞれの人の価値観の在り方が、
同じ価値観の人の在り方と共感するからだと思います。
今までは縦割りの社会でその中で右に倣えであったのが、
自分の在り方が横割りの社会に属して行くように思います。
そうなると自分自身をどんどんUPデートする人はUPデートする人と結びつき、
そうではない人はそうではない人と結び付く。
よって、無理に背伸びしてUPデートして苦しむこともないし、
UPデートしたいのに足を引っ張られることも無いので、
結局は自分に合ったあり方の世界で生きられるのではないかと思います。
自分はどういう在り方でいたいのか、改めて考えさせられました。
じゃ、また明日!