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昔話や童話には共通したものがあると思います。
「青い鳥」は幸せを探しに行った兄妹が結局は見つからず、
家に帰るとそこにいた、というお話。
むかーし、研修での講演で覚えているのが「十牛図」
これも牛を探しに行って見つからず、やっと見つかって家に連れて帰る。
というお話ですが、かなり深い話で、人生の生き方、自分のあるべき姿の
お話だったと思います。
これはもう一度読みたいと思っています。
これらに関わらず他にも共通しているのは、
今の自分自身から冒険をしてみるという事だと思います。
誰しも現状維持が一番安心、安全です。
冒険には危険がつきものです。
しかし、困難や試練というものが、自己を強くしてくれる経験でもあるのです。
それは外の敵と戦っているようですが、実は自分自身と闘っているのだと思います。
今迄のレールに乗っかって平穏無事な一生を終える人生か、はたまた、
新たな別の世界を知り、自分が選択と責任をもった自分のための人生を終えるのか。
本当は「しあわせ」は自分自身から生み出されるものだと思います。
他人から与えられるものでもなく、本当に自分が心からそうしたいと、
思ったことを行動に移すことが、自分のしあわせと結び付くのだと思います。
昔、何気なく読んだ「青い鳥」。
青い鳥はそれぞれの心の中で「ここにいるよ!」と
気が付いてくれるのを待っているのかも知れません。
最近は、自分の事を知るのが難しいなと思います。
自分の事ぐらいわかっていると思っていましたが、ほとんどわかっていませんでした。
先ずは他人に目が向いている時は、自分には目が向いていません。
よって、自分とは向き合えていないのです。
自分と向き合って初めて、自分がわかてくると思います。
素直に自分自身がわかってきて始めて、
自分のしあわせは何かが解って来るのではないかと思います。
本当の自分を知るためには、非日常の生活をし、特別な世界の中で、
新たな経験をする必要があると思います。
しあわせとは、自分の本心、自分の思うがままに生きる勇気ではないかと思います。
その勇気は自己の葛藤の中からエネルギーが生み出されるものだと思います。
よって「青い鳥」は生きている限り探し続けるものだと思います。
じゃ、また明日!