タグ:
私たちには手放すものが沢山あり過ぎます。
部屋の中のものや本、大切に取っておいた印刷物。
これらはいくら片付けても、すぐにまた山が出来てしまいます。
しかし、一番片付けやすいのは目に見えているそれらです。
目の前からそれらが無くなると、スッキリします。
視界がスッキリすると、気持ちも心なしかスッキリしてきます。
心がスッキリしてくると、人間関係もスッキリしたくなります。
心から好きな人とは繋がっているか?
苦手な人とは無理に付き合ってはいないか?
良い意味で刺激し合う人は周りにいるか?
など、人間関係でも整理したくなります。
今までこの人とはずっと繋がっているだろうと思っていても、
自分の未来を真剣に考えた時、さほどそう思わない場合があります。
反対に、それほど深く付き合わないだろうと思っていても、その人をちゃんと知って行けば、
この先も自分にとって大切な人だと思うようになります。
要は、自分の気持ちが変わっていけば、付き合う人も変わってくるのです。
人間関係に於いても、手放すことは必要なのだと思います。
広く浅くで100人の友達が欲しい人と、
たった一人でも良いから深く付き合える友達が欲しい人と。
それも自分の選択です。
本当に自分が大切だと思う人以外まで手放してくると、
自分対相手の関係性も深くなってきます。
そうなってくると、相手にふさわしい自分になりたいとか、
周りからどのように観られているんだろうとか、そういう気持ちも手放してきます。
無理に手放そうとしたり、無理に自分を変えたりする必要もないのです。
それより大切な事は、自らを癒したり、自尊心を取り戻したり、自分の弱さと向き合うことの方が
自分自身にとって大切になってきます。
時間をかけて、自分自らが作り上げたプライドや概念を手放していくと、
大切なものが見えてくると思います。
人はなんらかの「恐れ」や「不安」を「抱き続けている」と言っても過言ではないと思います。
ほとんどの怖れや不安は、自分が作りだしたものであり、手放す事が出来るものです。
私は昔から人間関係に於いては「信頼関係」を大切にしてきました。
相手への信頼が無ければその関係は長続きしないと思っています。
「信頼」という土台の上に築いていくものだと思っています。
プライドや不安・恐れを少しずつ手放すと、恐れるものは何一つないことがわかってきます。
その状態になった時が本来の自分であり、自分で自分を信頼できる時だと思います。
相手とも完全な信頼関係があるだけです。
よって、すべてを手放した果てには、深い信頼に行き着くのだと思います。
じゃ、また明日!