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我々は日常生活を送る中で、ふと何かが心に刺さり、それを何とかしたいと思う時があります。
例えばイジメ問題。
昔から同じ事の繰り返しで一向に改善されないし、イジメ自殺も無くなりません。
そんな時「何とかしたい」と思う人は多くいても、実際に「何とかする」人は限られてきます。
なぜなら、何とかしようとしたら、何とかする世界に一歩踏み出さなければならないからです。
そこを勇気を振り絞って決断して一歩前に進むのです。
進めばやはり試練の道です。
新しい世界へ踏み出す勇気や覚悟が問われます。
例えばイジメ撲滅運動などをすると、街頭演説の妨害であったり、殺害予告であったり。
旅を続けると、敵に出会ったり試練に遭遇していきます。
そんな時、メンターやサポータ、師と呼ぶ人に出会います。
これも必然なのかも知れません。
悪の権化に打ち勝つと、人はここで変容し英雄となって行きます。
このプロセスでの体験が「自己の苦悩や葛藤」「手放し」「勇気」「挑戦」など、
全てを自己の中で統合し、元の日常に戻って行きます。
考えてみれば、こんなに自己変容するくらいの経験でなくても、
我々は小さい時からこのサイクルを経験していたかも知れません。
小さい時は意識することなくわからないままにこの流れを経験し、
それが自分の中で根付いて行って、20代、30代と、またこの物語のサイクルを
経験して行っているのかも知れません。
そして自分の物語が増えれば増えるほど、
より深い、より大きな物語を繰り返していくのだと思います。
「自分は何のために生まれて来たのか?」
それは自分の英雄物語を創るために生まれて来たのかも知れません。
もしかしたら、こういう物語を知らないままに、
自分の持ち時間を切らしてしまう事だってあります。
しかし、気付いた人は1つ目の物語より2つ目。2つ目の物語より3つ目と、
物語が増えるに従って、自分の本当のやりたかったことが実現していくのだと思います。
私もつい1~2年前まではこの「英雄の旅」という物語を知りませんでした。
全く関係のない世界にどっぷりつかっていました。
しかし、そういう物語もあるのだと知った今では「自分は何のために生まれて来たか」
「自分は何がしたくて生まれて来たのか」を無視して通り過ごすわけにはいかなくなりました。
足の衰えぬうちに、一歩踏み出す勇気や覚悟が必要です。
じゃ、また明日!