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今、ウクライナの人々は連日、地下シェルターで息をひそめて生きています。
食べ物も少なくなり、電気も切断されている所があります。
長い人生の中では、いつ何が起こるかわかりません。
そんな時、駆け込める場所があることによって命が救われる時があります。
自分の心もそうです。
心が折れそうになったり、壊れそうになった時、心のシェルターの存在は大切です。
昔は学校の先生が心のシェルターでした。
しかし、残念ながら今の学校の先生はシェルターにはなれません。
そこまでの信頼関係が築けないのです。
むしろ不信感や失望を与えるだけです。
昔の先生は余裕があって、今の先生は子どもや学生に向き合う時間が無いほど、
忙しくなっているようです。
よって、人を育む面白さを感じれている先生はどの位いるのでしょうか。
デートがあるから親に後日来させたり、5時が定時で電話にでれなかったり。
教育現場の優先順位が変わってきています。
そんな中で誰か1人でも心のシェルターになってくれる人がいれば、
救われる命は沢山あると思います。
親でも友達でも、話せる先生でも、近所のおばちゃんでも、
ただ話を聴いてくれて受け入れてくれる人がいれば、
壊れそうな心は壊れなくて済むのです。
もしも自分が心のシェルターを持っていなければ、
自分が誰かの心のシェルターになればいい。
大切な人の話を、ただ素直に聞くだけでいい。
心のシェルターは子どもだけではありません。
大人にも必要なのです。
むしろ、今の時代大人の方が必要なのかも知れません。
その場で問題が解決しなくても、ただ聴いているだけでいいのです。
疲れた心が充電でき、明日へのエネルギーを取り戻すだけで良いのです。
「自分には心のシェルターがある」そう思えるだけで、心の状態は安定してきます。
時には家族にも言えないことがあるかも知れません。
そんな時、心のシェルターを持っていれば、暗闇ばかりではない事に気付くでしょう。
我慢をしている自分に気付くかも知れません。
気付けば、また違った選択もあるのです。
もしも私が誰かの心のシェルターになることが出来るなら、
大きな羽で懐に包み込むでしょう。
そんな心のシェルターになれた時、
私の目の前にも同じようなシェルターが見えるかも知れません。
じゃ、また明日!
「J査」ここも1つのシェルターです。