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我々は「勉強」と言えば、何か知識を得たり資格を取ったり、講座を受けたりと思います。
しかし、いくら資格の数を増やしても、どこか落ち着かないのはなぜでしょう。
それは自分にとっては一生ものの能力を身に付けていないからです。
資格を取っても、それは本当に自分がなりたい像に繋がりがあるかどうかです。
自分がなりたいものの方向と違う資格を取っていたなら、それは100個取っても、
自分の能力には繋がりません。
繋がらなければ、いくら資格を持っていても意味が無いのです。
バラバラな事を適当に積み重ねても、それは「自分のなりたい像」に辿り着きません。
よって、「入り口を間違えれば、出口も間違う」という事になるのです。
迷路に入る時も、最初上から俯瞰して自分の出口を確認しておけば、
そこから逆に辿ってどこの入り口から入ってどう行けばよいかが確認できます。
各、曲がり角の道の選択を間違うと、どんどん違った方向に進んでしまうのです。
北海道に行きたいのに反対方向の九州行きの電車に乗っても、北海道には着きません。
電車が来たからといって安易に飛び乗ると、行き先のわからない電車に乗ったことになります。
駅には電光掲示板で次の電車はどこ行きで、何時何分発と案内があります。
ホームにいるとアナウンスで「次到着の電車はどこどこ行きの電車です」と、言ってくれます。
その場にいれば、見たり聞いたりしているはずなのです。
しかし、「見えていなかったり」「聞こえていなかったり」で、正しく電車に乗れないのです。
よって、常日頃から落ち着いた自分、感情をコントロールできる自分、
ものごとを客観的に考えられる自分でいたいものです。
何気なく「勉強」と言っても、そもそも勉強とは?という勉強の定義を考えていませんでした。
勉強にも目的があり、自分の「夢」と結び付く勉強をしなければ、
それは活かされないという事になります。
自分の目的のために必要な勉強。
目的に近付くための勉強。
「勉強」というものを、そういう目で見てこなかったなと、今更ながら気付いたのでした。
「入り口を間違えれば、出口も間違う」
じゃ、また明日!