タグ:
「やらせ」とは、(weblio辞書)
事実関係に作為・捏造をしておきながらそれを隠匿し、作為などを行っていない
事実そのままであると(またはあるかのように)見せる・称することを言う。
テレビ番組のみならず、SNSや今回のロシア侵攻の情報合戦でも、
どれが正しいかわからなくなります。
最近は芸能人の裏話を売り物にして、お金を稼いでいる人もいますが、
反対に誰の裏話を聴きたいか投票してお金を払う人も、噂好きが多い証拠です。
「やらせ」の中に埋もれてしまうと、本当に何が真実かわからなくなります。
相手を落とし入れるイジメと似たような所があると思います。
しかし「やらせ」はこちら側に何も伝わってきません。
感情を揺さぶるような、また、感動を与えてくれるようなものにはならず、
だから、何かおかしいなと感じてしまうのです。
人の足を引っ張るのが目的で「やらせ」だと吹聴する人は、
同時にその証拠や説明をして欲しいですね。
ウクライナの産科病院爆撃もロシアのラブロフ外相は、
「我々はウクライナを攻撃していない。ロシアの安全が真の脅威にさらわれた結果だ」とし、
9日のマリウポリの産科・小児科病院への爆撃も「患者はいなかった」と言い放った。(中スポ)
6歳の少女を含む3人が死亡し、出産中だった女性を含めて17人が負傷したにも拘わらずです。
これも情報が全く入ってこないロシアの人々は信じていると思いますが、
ロシア以外の国々の人は、映像がやらせだとは思いません。
なぜなら、怪我をした妊婦が担架で運ばれる映像を見れば、
いくら何でも「やらせ」だとは思えないからです。
今、プーチンさんは情報操作が成功していると思っているかも知れませんが、
段々と自国民が事実を知った時にはどうなるのか。
それが歴史の一幕となるのだと思います。
我々人類は少しづつ賢くなっています。
第二次世界大戦の時のような身動きの取れない市民ではなく、
国境を越えて戦争は無駄だという事を知っている市民です。
よって各国で、戦争反対の声が上がっているのだと思います。
大切なのは、流されてくる情報を鵜呑みにするのではなく、
その情報が本当に正しいのかどうか、疑う必要があると思います。
それと、その情報が感情を揺さぶられるものなのか、何も感じないものなのか。
一人1人が感じて考える事によって、世の中全体の動きが変わってくると思います。
じゃ、また明日!