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「知っていることと、体験することでは全く意味が違う」とよく言われました。
情報化社会になって、パソコンで検索すれば、
「知る」ことは誰でも出来るようになりました。
しかし、知ったからと言って何が違うのかと言えば、
自分の知識が少し増えただけです。
体験するという事は、自分の五感を通じて五感から感じ、感性を磨いていくものです。
その感性を磨くプロセスを通じて、自分の可能性を開いていくことになると思います。
体験するという事は行動をするという事でもあると思います。
自分の目標を見つけ、その目標に辿り着くまでにはどのような課題があるのか、
どのような事をしなければならないか、創造し、課題解決の為の計画を立てるのです。
そしてそれを実際にやってみて、その方法が良かったかどうか自分で感じる。
この試行錯誤の間に、色々と気付きや学べるものがあるのです。
この時に知ったことと、実際にやってみて獲得したことが身をもって結びついていくのです。
「聞いたことは忘れ、見たことは覚え、体験したことは理解する」と言われるように、
体験を通じて本当の理解が深まるのです。
またこれを他者を巻き込んで、他者に働きかけて一緒にやる場合、
他者を意識した他者への配慮が生まれてくるのです。
対相手という協力して一緒に活動する中で、人間関係も育まれるのだと思います。
知ったことを通じて、自分がどう行動し何を体験するのかは、
自分の意志決定による主体性です。
自分のその選択が、自分の未来を決めていきます。
自分と向き合い他者に共感することや、社会の一員であることを実感することにより、
自分が生きていることの喜びや充実感を、実感することになります。
私達は「自分を生きる」ということは、自分の内から湧き出てくる
「自分の魂」を生きることになります。
知識と行動が一致して初めて、
我々は自分の魂を生きているという事になるのではないでしょうか。
自分を生きるということは、そうでありたいと思います。
じゃ、また明日!