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私はこうして毎日blogを書いていますが、
まだまだ人さまに読んで頂くレベルではないのは、知っています。
書き始めの目的は三日坊主を克服したかったから。
それとアウトプットの練習と思って書いていました。
元々知識も何もなかったので、本やビデオや何人もの方のメルマガなど、
人さまが書いたものを参考にさせて頂いていました。
表面的に書けているような恰好でも、
徐々に自分が本当にわかっていないことがわかってきました。
いわゆる「無知の知」です。
「私は、自分がそれを知らないという事を知っている」状態です。
それまでは何か言葉を聞けば「それ、知ってる!」と、思っていました。
しかし、では説明してくださいとなれば、説明できないのです。
自分が本当に理解しているかどうかさえも、わからなかったのです。
そういう時は「知ったつもりでも、知りませんでした」と言うのが正解です。
そしてそれが、自分の頭で考える為の第一歩になると思います。
自分が如何に何も知らなかったかという事を「自覚する」ことが大切だと思います。
何事も基本が大切ですが、その基本を自分がどれだけ知っているかによって、
建てた家が直ぐに潰れるか、持ち直すかの違いになると思います。
そして、もう1つ大切なのは、知らない中からの「気付き」です。
気付きがなければ何も改善することが出来ません。
気付きがあるからこそ「自分は知っているつもりで何も知らなかった」
という事が解ってくるのです。
気付きがないからこそ、今やっていることが正しいと思って改善されないのです。
それの典型がお役所仕事と言われるものだと思います。
学校、教育委員会、第三者委員会など「いじめはなかった」で
何とか逃げ切れると思う所が、「お役所仕事である」という事を知らないのです。
学校や役所の仕事はそういうものだと、思い込んでいる所に過ちがあるのです。
そこに「おかしい」と気付いている人もいると思います。
しかし、いくら気付いていても言われた通りにしか働けない、或いは働かない所に、
問題が生じるのです。
命のかかった問題が。
学校、および役所の常識や既成概念を疑ってみる、ということがわからないのです。
それなりの学歴のある方達ばかりです。
学歴があるという事と「感じる」「考える」という事は別のようです。
モンスターペアレンツは別として、市民や保護者から苦情が来るのは、
「原因は自分達にあるのではないか」と、考える必要がると思うのです。
そこで考えてみて、誰しもが納得のいく説明が出来るのであれば、
それを堂々と説明すれば良いのです。
それが出来ない状態と言うのは、
自分は何でも知っているという「無知の無知」から出発して、
だから自分は考えることはないという「思考停止」に陥ってしまうのです。
本来なら、自分は何も知らないという「無知の知」から出発して、
だからどうするか考えようという「思考回路起動」に進むのです。
自分の無知を自覚するという事は、大切な事だと思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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