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人は「誰かに褒められたくて」生きていると言っても過言ではないと思います。
子どもの時は褒められたい。
大人になれば認めて貰いたい。
と言うことでしょうか。
褒められる、認められるという事は、誰かが自分のことを見ていてくれたという事です。
だからもっと頑張ろうというエネルギーになるのだと思います。
反対にやって当たり前、ミスをすれば叱られる。となると、
人間関係が十分に出来ていなければ、モチベーションが下がって、
悪循環になります。
良かった時は認めて、ダメな時はきっちりなぜダメかを説明する。
その方が人は伸びると思います。
ひと昔前は、「どこが悪かったか自分で考えろ!」でしたが、
考える材料をその上司がきっちりと示しているかどうか。それが問題です。
自分が行動で示しもせずに、言葉だけの「考えろ!」では、
上司が思っていたのと違うことを考える可能性があります。
そういう上司に限って、きっちり部下の事を見ていなく、
表面的に見える部分だけで判断してしまいます。
思ったように出来ていなければ、叱る可能性はありますが、
その時は、部下に自分が伝えたいように伝わっているかどうか。
その確認も非常に大切です。
「伝えたから」「言ったから」
「わかっているはずだから」が一番ミスを招きやすいと思います。
そのミスは、部下のミスではなく、伝えたつもりでもきっちり伝えていなかった、
上司のミスだと思います。
人を育てるというのは、非常に難しいです。
一人1人受け止め方が違うし、理解度も違います。
それをわかった上で、上司は部下に伝えるのが仕事だと思います。
「評価してもらいたい」「共感して欲しい」「肯定して欲しい」という気持ちがある中、
ほんの少しでも反応を返せば、見ていてくれているのだとエネルギーが湧いてきます。
人が一番寂しい時は、誰も自分の事を見てくれていない時だと思います。
何の反応も、何の関心もなく、見て見ぬふりをされる時に孤独を感じるのだと思います。
これは子どもであっても大人であっても同じだと思います。
だから人とのコミュニケーション、人間関係が大切になるのです。
どうせ働くなら、この人に褒められたいと思う人の所で働く方が良いと思います。
どうせ一緒にいるなら、この人に褒められたいと思う人と一緒にいる方が良いと思います。
なぜなら人は、褒められたり、認められたり、共感されたりして、
自分というものを確認していくのだと思うからです。
じゃ、また明日!