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「エンジェル投資家」という言葉は、ごくごく最近になって知りました。
エンジェル投資家とは、起業したい人や創業後間もない企業などに対して、
資金援助をする投資家の事です。
投資・出資は、元金の返済義務がない為、出資した金額が泡と消えることもあります。
投資した事業が成功したり、企業が上場した場合には、利益を得られることもありますが、
成功するケースばかりではないという事です。
よって、利益を考えている人は他の投資の方が向いていると思います。
エンジェル投資家は、起業家や未知数の可能性を持つ企業に対し、
成長を期待して自らの資金を援助します。
その起業家を支援したい、応援したい、社会の役に立ちたいといった、
利益を度外視した観点に立っています。
企業に出資すると、その企業の経営に携わる事が出来るので、
リアルな企業経営の様子を見る事も出来、勉強になります。
私が知っている中ではキングコングの西野亮廣さんや、けんすうサンは、
そもそも金銭的なリターンを期待していないので、
誰かに課金する代わりに、「押し」に使っている感じです。
私もかなり若い時から、自分が年を重ねたら若い世代を応援したいと思っていたので、
それが今でいう「エンジェル投資家」だったという事です。
いわゆる「押し活」です。
自分が出来なかったことを、その起業家や企業がやってくれる。
それを傍で見たり、時には参加することができる。
これってディズニーランドの入場券のようなものです。
一歩踏み入れたら夢の世界に連れて行ってくれるのです。
自分がやりたかったことを代わりにやってくれているという、夢の実現です。
高級レストランのシェフが目の前で肉にワインを振りかけ、
焼いて差し出してくれるようなものです。
自分1人ではできない夢の実現を提供してくれるのです。
いつも成功ばかりではありません。失敗の可能性もあります。
しかし、失敗するかしないかもわからないうちに、
応援したいという気持ちの方が大きいのです。
何十社にも投資しているエンジェル投資家の方は、トップの人柄で決めているようで、
元々人が好きで、出逢った瞬間にフィーリングが合いそうだと思ったら、投資しているとか。
企業を育てたい、自分のノウハウを役に立てたいと、実業家としての才覚や
事業成功への期待から投資する人もいると思いますが、
単純に「押し活」で応援したいと思っているエンジェル投資家も多いようです。
もしも私がするとしたら、「押し活」で夢を買う方に掛けてみたいと思います。
じゃ、また明日!