タグ:
スティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学での卒業式祝賀スピーチは、
好む人も多く、あちこちで引用されています。
その中で「点をつなぐ」と言うのがあります。
「未来をあらかじめ予測して、点と点を繋ぎ合わせることは出来ない。
 のちのち過去を振り返った時、点と点は繋がるだけだ。
 だから、今やっていることを信じて、実を結ぶと信じて、行動するしかない」
ものごとを成し得た人、今、まさに成し得ようとしている人は、
色々と「点」を打っています。
その時何気なく打った「点」が、思いがけずにあとで繋がり、
ビジネスチャンスとなる時もあります。
何かを思いついたり、やり始めた時は「点」の事は意識していません。
ただ、その時に「点」を打ちたかったから打ったまでです。
何がいいか、何が悪いかはわかりません。
しかし、その時の打ちたい気持ちは大切にしたいです。
何の脈絡もなく、正反対のように見えてもその実、
奥底では繋がっている場合もあります。
過去の人脈が現在に生きてくる場合もあります。
過去の経験によって現在の自分が救われる場合もあります。
色々な事に興味を持ち、それぞれに夢中になってやることが、
自分の中で星になって行くのだと思います。
行動に出来ない、或いは実践しないと、夜空に星は1つも輝きません。
しかし、あれもこれもとその時々に思ったことを実践してきた人は、
沢山の星が輝いています。
そして振り返った時、それぞれの星を結んでみると、星座が浮かび上がるのです。
バラバラであったはずの1つ1つの星が、繋がった時に1つの物語が生まれ、
人々を楽しませてくれるのです。
自分が打って来た点は、すべて無駄ではなかったのです。
無関係だと思っていた星の根底には、やはり自分自身が息づいていたのです。
どの星を見ても、やはり自分です。
いくら人から「あれもこれも中途半端にするな」とか「1つの事をこなせ」
とか言われても、それは外野が言っていることであって、
自分の内面はどれも真実なのです。
自分は夜空に、幾つの自分の星を持っているのであろうか。
残り時間の間に、いくつ点を打つことができるのであろうか。
生きているという事は、点を打ち続けることだと思います。
じゃ、また明日!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

投稿者

jibunoikiru@gmail.com

関連投稿

タグ:

2280枚目■ 行動と言葉を一致させる

「言行一致」とよく言います。口で言っている事...

すべて読む
タグ:

2274枚目■ 「無理」「ならどうする」

何かをやろうとする時、或いはやりたいと思う時...

すべて読む
タグ:

2235枚目■ 何を捨て何を残すか

私は昔から「マイナスの美」の美しさが好きでし...

すべて読む
タグ:

2233枚目■ 自分が自分をどう思うか 

私たちは人目を気にして生きている場合がありま...

すべて読む
タグ:

2232枚目■ 目的の為なら共にやれる

今回のNHK「新プロジェクトX」は、世界遺産...

すべて読む
タグ:

2231枚目■ 共に目標を達成する能力 

人が他人と協力し共同の目標を達成する能力は、...

すべて読む