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「頭に来ても アホ とは戦うな!」を読みました。
著者の想定するアホとは、
わざわざ戦ったり悩んだりする価値の無い人間。
不条理な人物。
正当な理由もなく足を引っ張って来る人物。
人生1回きりだから、こういうアホと戦っている時間とエネルギーが勿体ない。
アホと戦うのは無駄である。と言うような趣旨でした。
では誰と戦うのか。
結局は自分自身と戦うことになります。自分の頭の中の考え方と戦うことになります。
自分の目標を見失わせているのは自分自身なのだから、自分と向き合うのが何よりも大切になります。
著者は「自分を知り、自分をいい意味でコントロールすることほど、人生で大切なことはない」と書かれていますが、自分で自分をコントロール出来たら、万々歳です。
それ以前に、自分の目的を見つける方がより重要ですが、それもなかなか見つけられないのが現状です。
「こういう風になりたい」と思っても、また少し違うものを考えたりの繰り返し。
それらの中で共通する核の部分が、自分の目的になると思うのですが、それがはっきりしないのです。
著者は書いています。
「やりたいことを見つける作業より、目の前にあることに打ち込む方が、人生のよりよい使い方だと思う」
確かに自分探しをやっている間に、自分の人生の持ち時間はどんどん無くなって行きます。
そうであるならば、今やっている目の前のことに打ち込んで結果を出す方が、何かを得られるような気がします。
なぜなら、今やっていることというのは、自分がやりたいからやっているのであって、すでにその時点で自分が選択していることになります。
だったら、自分と戦いながら自分と向き合いながら、何らかの結果が出るまでやり続けても良いのではないかと、思った次第です。
じゃ、また!