タグ:
私は何かをやる時には、すぐに「これは出来るだろうか」と考えてしまいます。
やりたい気もするけど、出来るかどうかわからないから踏み出せない。
その状態では何時まで経っても、一歩も踏み出せないのです。
できると保証されていたらやってみる。保証されていないなら止めておこう。
その状態は、自分がそれを本当にやりたいとは思っていない時です。
何かを実現する時は「できるかどうか」ではなく「やりたいかどうか」。
これが自分のやりたい事の判断基準になると思います。
「できるかどうか」は「やってみないと」わかりません。
本当は出来るのに、自分ではできないと思い込んでいるのです。
もっと言えば、「出来ない」方に自分が望んでいるのです。
なぜなら失敗が怖いから。
「できるかどうか」は、自分の外側、意味、行動、結果などを原動力にするので、
やはり「出来なかったらどうしよう」と思ってしまいます。
「やりたいかどうか」は、自分の内側、心の状態や感情といった目に見えない、
自分の心に正直な部分です。
自分自身を見つめ、自分のカラダや心の状態を理解することは大切なことです。
イチロー選手が引退会見で、
「チャレンジするのに大切な事は、それができるかどうかとか、上手くいくかどうかではなく、
自分自身がそれを本当にやりたいかどうかだ」と言われていました。
イチロー選手が長い間現役で頑張られていたのも、この心からの「やりたい!」が、
原動力となっていたのだと思います。
「できるかどうか」は、理屈的な判断によるもので、
「やりたいかどうか」は、自分自身の感情的な判断によるものです。
どちらが本当の自分を生きれるか、自己実現できるかは、
自分の心に正直になって「やりたいことをやる」のが後悔しない生き方だと思います。
これからの世の中は成果を求めない、自己実現の世の中です。
自分の心と向き合い、自分の感情に寄り添って、
素直に心の言うがままにやることが、これからの時代に必要になって来るし、
自分の人生を生きることになるのだと思います。
じゃ、また明日!