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最近、ビジネスの世界では「戦わずして勝つ」と言うのが聞かれるようになりました。
それは「最小の力で最大の効果を得る」というもので、
これが「戦略的」という言葉の意味のようです。
今迄は言われたことを言われた通りにやって、生産性を向上させることが
求められていました。
しかし、これからは誰もが考えて行動することが求められてきます。
その為には「問う力」が必要になってくるのです。
今迄は問いに対して仮の答えを出し、その答えに向かって進んで行けば良かったのです。
しかしそうであるならば、問いの枠組みの範囲内でしか答えを出すことが出来ません。
今後、それらはAIが答えを出してくれるようになる可能性が大きいです。
過去のデータを分析して答えを導き出してくれます。
問いの枠組みを外さないと、新たな答えは出てこないのです。
今迄のように、自分にフォーカスした質問はAIが答えを出してくれます。
その時に人間の進歩、人間或いはい人類の可能性についての大きな問いを立てないと、
誰もその事には気が付かないし、考えなくなると思います。
AIに対して、今までとは違った切り口の問いを立てないと、
導き出される答えは同じだし、AIが気を利かせて別の答えを導き出してはくれません。
よって、我々人間が、未来に繋がる問いを立てる必要があるのです。
テクノロジーの発達によって、色々な事がどんどんできるようになりました。
が、しかし、今までと違った問いかけをしないと、
AIは新たな答えを見つけだすことは出来ないのです。
それがこれから人間に問われる力だと思います。
一人1人が「本当に自分は何がやりたいのか」
それを考え、実現していく時に「問う力」が必要とされるのだと思います。
今迄は言われたことを素直に聞くことが求められてきました。
これからは、一人1人が自分なりの思想・信念を持って、
それを実現していく時代だと思います。
具体的な自分自身にフォーカスをした問いから、
自分は「誰のため」に「何をすれば」人の役に立つのか。
というような、自分の価値観・信念に繋がるような問いが必要です。
これからは個人の思想の時代になるかも知れません。
自分だけの小さな問いが、やがては人類そのものの問いになる可能性もあります。
「問い」を変える為には「問いを置き換えてみる」と言う方法もあるようです。
その置き換え如何によって、新たな世界が開ける可能性もあると思います。
じゃ、また明日!