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時代の変化がどんどん進み、時間が早く過ぎて前へ前へと進みます。
にも拘らず、現実は一向に昔の古い体質のままです。
普通に考えたら、ありえないような可笑しなことでも、
「決まっていることなので」というハンコで押したような言葉で
片付けられてしまいます。
そういう鈍臭い古い体質の組織は、ある一定の世代が退かない限り続くのかと思うと、
時間が非常に勿体ないです。
役所の決まりきった言葉を使っている人達は、
自分の「意志」で仕事をしているつもりだと思いますが、
それは自分だけの「意思」でしかありません。
「上には逆らわないできちんと仕事をする」という。
その「きちんと」がどんなに民意に反していても、
自分達は正しく仕事をしていると思っています。お給料を貰う為に。
そこで自分の意志を貫けば、元近畿財務局の赤木俊夫さんのように、
自分を失い自殺に追い込まれてしまうのです。
自殺に追い込んだ人たちは、
自分達が追い込んだという自覚も無ければ、意識もありません。
まるで子どものイジメと同じ体質です。
「意志」は真実を見極めます。
その為には我欲から離れ、自我から離れる必要があります。
この世の中は自分の「意志」で選択しているように錯覚をしていますが、
残念ながら「意思」の世界で生きているのがほとんどです。
もしかしたら「意思」と「意志」の区別もあまりついていないのかも知れません。
自分の思考の枠組みの外に出る瞬間を「気づき」というのかも知れませんが、
気付きを何回も何回も繰り返し、自分の中に取り組むことで自我を知ることができるのです。
そして自我を知りきったあたりで、自分以外の誰かのことが見えてくるのです。
残念ながら「意思」の世界では、全て自分から見たその人にしかみえません。
よって人だけではなく、世の中全てのことを見る時は、
自分解釈の自分を出してしまうのです。
今の世の中、自分の「意志」を貫き通すのはそれなりの覚悟がいります。
しかし、真実を見極めて正していくには、周りがどうであれ、
「意志」を貫く勇気が必要だと思います。
じゃ、また明日!