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「自立」とは・・・・・。
色々な方が色々な考え方をしており「自立」に対する考え方も十人十色です。
①「自立」とは、親に依存することなく、社会的・経済的に1人で生活出来るようになること。
②「自立」とは、自分がやりたいことを、自分で見つけて、自分でどんどんやっていくこと。(自己実現)
③「自立」とは、周囲との豊かな関係を維持しながらも、自分らしく生きること。
④「自立」とは、依存しないことではなく、何に依存しているかを理解すること。
今回はこの4種類にしか出会いませんでしたが、①と②は、ほとんどの人が直ぐに思いつく「自立」だと思います。
しかし、③と④はそれぞれの方の経験から生まれた「自立」だと思います。
③は、原 寛太さんがアフリカの紛争被害者を支援する国際協力NGOでインターンシップをしていた時に学んだ「自立」です。
紛争被害を受けた人達が経済的・社会的な自立を果していく時、それは同時に彼らが周辺住民と良好な人間関係を構築し、かつ自分にとっての「生き甲斐」や「自己実現出来る場所」をみつけることも意味していた。
そして、困った時、どうにもならない時は、プライドや恥なんか気にすることなく、周りに頼っていい。
その為の人間関係を日頃から築いていく。それもまた「自立」なんだと。
④は、ケンタロウさんの「自立」です。
本当の意味で、完全に誰にも頼らないで自立している人なんて、この世に1人もいないことを、みんな忘れちゃっている。
会社員は会社に依存している。
フリーランスは、頻繁に仕事を依頼してくれるクライアントに依存している。
ブロガーだって、自分の記事を検索上位にする為に工夫している時点で、Googleに依存している。
よって「自立」は自分が何に依存して生きているのか?を確認できる人になることだと。
私の「自立」は②と同じく「自己実現する」のが自立だと思っていました。
しかしそれは自分だけのこと、自分の立ち位置から考えただけの「自立」であったかもしれないと思いました。
私のテーマである「自分を生きる」ということは、当然社会の中の自分であるから、周りとの人間関係を構築する必要があります。
そして今、自分は誰に・何に依存しているのかを理解出来た上での「自己実現」をしていきたいなと思います。
ケンタロウさんが熊谷晋一郎さんの言葉の解釈を記していました。
人間は、何かに依存しないと生きていけない。だったら、依存先は多い方がいい。
1つの場所にいることで安堵しないで、どんどんと依存先を増やして行こう!
じゃ、また!