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昨日、「無償の愛」は見返りを求めない。と書きました。
見返りを求めると、しんどくなってしまいます。
例えば「こんなにしてあげたのに、返してくれない」
と、「のに」が付いてしまうのです。
「のに」が付いてしまうと、自分がしたのと同等かそれ以上を相手に求めてしまいます。
愛という真心は、相手に尽くす相手中心の考え方です。
相手に正直になって、真摯な態度で接するから、相手から信頼を得て、絆が強くなるのです。
よって、自分がやったことに対して相手が喜んでくれたならば、自分も幸せになる状態です。
赤ちゃんは誰が見ても可愛いと思います。
赤ちゃんは非常に手が掛かります。ミルクをあげたりオムツを替えたり。
しかし、お母さんや世話をする人は、赤ちゃんが何も返してくれなくても、
愛情を注ぐことができるのです。
笑うことができるようになると、尚更、愛情を注いでいきます。
人は誰でも、そういう無償の愛を持っていると思います。
無条件に相手に尽くすことができるのです。
それがいつの間にか、自分が相手に注いだのと同じくらいの愛情を相手に求めてしまうのです。
そうなると、相手も素直に喜べなくなり、関係がぎくしゃくし始めます。
そして、自分自身も幸せではなくなるのです。
裏切られるのが怖かったり、騙されるのが怖かったり。
この段階では、まだ相手の感情に振り回されています。
それでも自分の想いというものを深く想うことで、
人間としての人格が出来ていくのだと思います。
歴代の無償の愛を貫かれた方々のようには行きませんが、
「相手が喜べば自分も幸せ」という経験をしていきたいです。
その為には、自分自身が徹底して相手を信じきる人格を具える必要があると思います。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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