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「より良く生きる力の基礎を育てる」という一文を目にしました。
これはある幼稚園の子どもに対する関わり方です。
しかし、目を通してみると、幼稚園に関わらず、大人になってからも必要なものだと思います。
考えてみれば、幼稚園の時に生きる力の基礎は植え付けられているのだと思いました。
楽しいことを心から楽しいと感じ、悔しさや、困難な経験も気持ちを切り替え、
乗り越えられた自分を「すごいぞ!」と考えられるような、
ポジティブなものの考え方ができるようになることが大切だ。
と言うのはそのまま大人になってからの基礎になっています。
周りの大人たちが子供を受け止め、のびのびと生活することで自己肯定ができる環境を整える。
認めてもらう事で子どもは「自分はありのままでいいんだ」と思える気持ちが芽生えます。
私も含めて自己肯定感の低い人が沢山います。
そして、自己肯定感が低いが故に、自分の可能性をしまい込んで気付かないのです。
乳幼児期から「自分は大切にしてもらっている」「愛して貰っている」
という事が子どもに伝わっていれば、
「自分はありのままで良いんだ」と思えて素直な気持ちが芽生えてきます。
大人になってからでも、自分は周りから大切にしてもらっていない。
愛して貰っていない。という気持ちで一杯の人は沢山います。
必ず助けてくれる誰かがいることは人を信じる力を養います。
信頼できる人がそばにいることは、大きな安心感へと繋がります。
大人になってからも然りです。
成功している人や安定している人は、信頼できる人が傍にいるようです。
自分の気持ちをわかってくれたり、自分の気持ちに共感してくれる人がいると感じることで、
人は安心して、信頼できるのです。
これらは子供だけでなく、大人にも当てはまります。
生きて行く上で、安心して生きていける、信頼する人がいつも傍にいるという事は、
社会生活を送る上でも必要な事だと思います。
もしかしたら、今ある自分は幼稚園の時に、どのような大人から認められ、
どのような大人に囲まれていたのか。
これらは大人になってから自覚し、現れてくるのだと思います。
「三つ子の魂 百まで」と言われますが、
小さい時の環境が、大人になっても抜けきらないのです。
そう思うと、本当に小さい時の環境がその子の人生の土台になっているのだと思います。
しかし、大人になってからそれに気付けば、
その時点から修正していくことはできると思います。
より良く生きるために、自分はどう生きて行けば良いのか。
今度は自分で自分を育てることになると思います。
「ありのままで良いんだ」
「自分は愛して貰っている」
「自分のことを大切にしてもらっている」
「信頼できる人が傍にいる」
これらは大人になってからも、生きる力の基礎になっていると思います。
じゃ、また明日!


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