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何かに書いてあった中の「終わりの始まり」という言葉に引っ掛かりました。
一般的には「始まりがあれば終わりがある」と言うのは聞いたことがあります。
物事には必ず終わりがある。
「生があれば死がある」というように、初めと終わりは一対のような感じです。
しかし、本日目にした「終わりの始まり」という言葉は新鮮でした。
最終地点が出発点だと言うような意味です。
終わりはあらたな始まりでもある。
自分の中で何がひっかかるんだろうと考えてみれば、映画「TENET」(テネット)でした。
一般的に我々は現在から未来に向かって生きています。
それが当たり前でした。
しかし、この映画は過去から現在に向かっているのです。
それが2つ入り乱れて、1回では理解できませんでしたが、
未来から現在に進行していくのです。
現在から未来に行く逆バージョンです。
それは何を意味しているかと言うと、
「自分の中には沢山の選択肢がある」
という事です。
現在から未来に進行していく場合、
あの時
違う選択をしていればこのようにはならなかった。
と言うのも多いと思います。
私たちはいつも選択の繰り返しの中で生きています。
AかBか。白か黒か。
その時の判断は全て自分です。
すべてと言ったものの、正確には自分の判断だと思っていても、
小さい時からの価値観での判断になります。
絶対的な物ではありません。
その判断が、もしも違っていたなら、別の結果になっていた可能性があります。
映画「TENET」はまさしくそれだと思います。
という事は、我々は選択は1つだと思っているけれど、
もしかしたら、自分の中には沢山の道があるという事です。
1つの判断、1つの結果が全てではありません。
もしかしたら、違う判断で違う結果になっていたかも知れません。
そうであるならば、自分の中で沢山の選択肢を用意しなければ
より良い結果になりません。
これを選択したから、結果はこうなのだ。
こっちを選択したから、結果はこのようになる。
と、言うように、数パターンの選択肢を用意する方が、
より豊かな人間関係になりそうです。
「終わりの始まり」は、この選択肢でよかったのだろうか?
と、振り返る良い機会かも知れません。
じゃ、また明日!