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今年の12月22日は冬至でした。
ジムがお休みの水曜日は銭湯に行く日です。
袋一杯に入った、ゆず湯に入ってきました。
「風邪の予防」「保湿効果」「美肌や冷え性に良い」などの効能がありますね。
冬至や夏至は「極」の時のようです。
私は「陰陽」と言うと、白黒の勾玉が組み合わさった二つ巴のマークを想像します。
白の中に小さな黒の点があり、黒の中に小さな白の点があると、
その小さな点が大きくなって、白黒逆転する「転じる時」が生じます。
白黒、相反するものが隣接し、その存在の違いがくっきりとしています。
人に例えれば、性質も価値観も全く正反対の感じです。
先ずは互いの違いを認識するところから始まり、違いは拒否として現れます。
しかし、違いを認識したことにより、その拒否が次第に受容へと変化していくのです。
白は白、黒は黒、と互いに認めることにより、拒否の部分が無くなってきます。
白は「黒がいてもいいよね」となり、黒も「白がいてもいいよね」と、
受け入れることができるのです。
これが自分自身の中でも起こることがあります。
ネガティブな時とポジティブな時、純粋な時と純粋でない時、
自信がある時と劣等感にさいなまれている時。
相反する気持ちや感情、価値観や性質というものが交差し合い、
それぞれの違いがはっきりとするような時が、この冬至の時期のようです。
よって、この時期を利用して、正反対のものが出会い、隣り合わせになって
違いをはっきりと認識し、受容していく。
この流れに乗るのも良いかなと思いました。
しかし、相反するものを受け入れるという事は、
かなりの葛藤が自分の中で起こると思います。
その混沌とした葛藤の中で、自分の中にある「認めて受け入れる」という
柔軟性、自由さをも受け容れていくことになるのです。
陰と陽が近づいて、また離れていく。
この繰り返しの中で、人々は成長を積み重ねていくのではないかと思います。
陰極まりて陽に転ずる
この柔軟性、多様性、自由さを身に付けていきたいものです。
じゃ、また明日!


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jibunoikiru@gmail.com

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